コンパクトな2シーターオープンカーとして人気のマツダ・ロードスター。趣味で乗るには維持費や燃費が気になる方も多いはず。本記事では最新モデル(ND・RF系)から旧型(NA~NC)まで、年間コストをわかりやすく解説します。
ロードスターのモデル別維持費比較
維持費はモデルごとに差がありますが、最新ND/RFモデルがもっとも経済的。
旧型(NA~NC)はパーツ交換頻度が高く、部品代や整備費も増えやすい傾向です。
ND/RF(最新型)
税金・保険・燃料・車検などを合計すると年間約25万円程度。月額約2万円と比較的抑えられます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
NA/NB/NC(旧型)
旧型は車齢が高くなるほど整備費が増加。NC型オーナーによると年間最大60万円台になるケースも :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
燃費とガソリン代の実態
NDロードスター(1.5L)の実燃費はカタログ値より少し低く、約16 km/L前後が実情 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
街乗りで年間10,000 km走ると、燃料代は年間9〜17万円程度。ハイオク指定ですがSSRなので燃費ほど大きく跳ね上がりません。
税金・車検・保険の費用目安
- 自動車税:1.5 LのNDモデルで約30,500円/年。車齢13年以上で重課税。
- 重量税:990~1,060 kgクラスで2年12,300円程度(年換算) :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
- 自賠責保険:2年で約20,000円(年換算10,000円)。
- 任意保険:年代や等級で変化しますが、車両保険なしで年30,000円前後 :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
- 車検:2年で約90,000円、年換算で約45,000円。
消耗品・整備費
エンジンオイル交換、フィルター交換、ワイパー、タイヤ、ブレーキなど年間約8〜15万円 :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
旧型はパーツ供給が不安定になりやすく、整備コストがさらにかかる点に注意。
維持費を抑える3つのポイント
① DIYメンテナンス:オイル交換やワイパー交換を自分で行えば費用ダウン。
② 保険の見直し:料率や装備を精査し任意保険料を節減。
③ 駐車場・利用環境:駐車場は屋内より平置き、燃費改善には定期点検が有効。
趣味車としてのコストは現実的か?
年間25万円程度の維持費は、週末だけ乗る趣味車としては十分可能な範囲。
燃費・パーツコストの管理を意識すれば、学生や若手社会人でも選択肢に入れやすい一台です :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ
・最新ND/RFロードスターは、年間25万円程度/月2万円ほどの維持費。
・燃費15–17 km/L、整備コストも含めて安定したコスト感。
・旧型モデルはパーツ劣化が進むため、整備費を含めて年間50万円前後にも。
・購入目的や維持余裕次第では、ロードスターは十分に趣味車として成り立つ選択です。
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