鈴鹿8耐2025:ホンダがなぜゼッケン30?YAMAHA21/ヨシムラ12との違いを歴史から解説

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2025年の鈴鹿8耐がいよいよ開幕します。ヤマハワークスはゼッケン21、ヨシムラはゼッケン12(前回は1)、そしてホンダワークスがなぜゼッケン30なのか──疑問を持ったファンのために、各チームのゼッケン番号の由来や経緯を整理しました。

ホンダがゼッケン30を使用する理由

ホンダワークス(Team HRC with Japan Post)は、2024年の優勝により鈴鹿8耐での通算30回目の勝利を達成しました。この節目の勝利を記念して、2025年は象徴的に“ゼッケン30”を採用しています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。

実際2024年ではライダー高橋巧、ヨハン・ザルコ、名越哲平のトリオで勝利し、それがHondaにとっての30回目の優勝でもありました:contentReference[oaicite:1]{index=1}。

ヤマハとヨシムラのゼッケン番号の背景

ヤマハワークスはここ数年にわたりゼッケン21を使用しており、これは過去にヤマハが複数回優勝した年とリンクして定着しています。ゼッケン21の信頼感やブランドイメージが維持されています:contentReference[oaicite:2]{index=2}。

一方、ヨシムラ(Suzuki)チームは過去には「ゼッケン1」が与えられることもありましたが、2025年はゼッケン12での参戦となります(前回大会では12。今回は“1”ではなく“12”です)。これはヨシムラが選手とスポンサー、エントリー順などの理由から番号を決定しています。

ゼッケン番号に込められた意味

プロの耐久レースでは、ゼッケン番号には単なる識別だけでなく、チームの歴史や節目、ブランドのメッセージが込められることが多いです。

ホンダが“30”を採用したのは、30勝という偉業を祝うため。ヤマハは安定した実績に基づく21の定着、ヨシムラは12という番号を通じて独自性と継続性をアピールしています。

これまでの優勝ゼッケンの傾向

過去の鈴鹿8耐勝者を見ると、ホンダは多くの世代で11番や30番など複数の番号を使用。たとえば 1994〜2002年にかけてはTeam HRCがゼッケン11で連勝していました:contentReference[oaicite:3]{index=3}。

ヤマハの21番使用は2015年以降に定着し、ヨシムラは過去に12や1、634などさまざまな番号でエントリーしています。

ゼッケンとチーム名の関係まとめ

メーカー ゼッケン番号 理由
Honda HRC 30 鈴鹿8耐30勝を記念
Yamaha Factory Racing 21 過去の実績と継続性
ヨシムラSERT Motul (Suzuki) 12 チームエントリーと伝統番号

まとめ:ゼッケンにも歴史と意図がある

鈴鹿8耐2025のホンダ「ゼッケン30」は、ただの識別ではなく、30回目の優勝という記念碑的な節目を象徴しています。ヤマハやヨシムラも、自社の歴史や伝統、戦略に基づきゼッケンを選んでおり、それぞれに深い背景があります。

次回、観戦時にゼッケンを見るときは、ライダー名だけでなく“なぜその番号が選ばれたのか”という視点で楽しむのもおすすめです。

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