ライブディオZX(AF35)は、ホンダの中でも人気の高い原付バイクです。カスタムパーツも豊富にあり、見た目や機能の調整がしやすいモデルとして愛されています。今回は、そんなライブディオZXのウィンカー点滅速度を「ゆっくり」にする方法と、そのために必要なウィンカーリレーの選び方を解説します。
ウィンカーの点滅速度はどうやって変えられる?
ウィンカーの点滅速度は、基本的に「ウィンカーリレー(フラッシャーリレー)」と呼ばれる部品で制御されています。このリレーが一定の間隔で電気をON/OFFすることでウィンカーが点滅します。
純正のウィンカーリレーは、法律に準拠した点滅回数(通常60〜120回/分)に設定されていますが、これを変更可能な「可変タイプ」のリレーに交換することで、お好みの点滅速度に調整することができます。
AF35ライブディオZXに対応するリレーの種類
AF35は12V車両で、ウィンカーリレーは通常「2ピンタイプ」が使われています。そのため、以下のような製品が対応します。
- 汎用タイプの12V 2ピン可変式ウィンカーリレー
- AF35専用設計の社外品可変リレー(メーカーによっては防水加工済みのものも)
Amazonやバイク用品店で「12V 可変ウィンカーリレー 2ピン」と検索すると該当商品が多数ヒットします。
点滅速度の調整方法
可変リレーには、リレー本体に小さなダイヤルやネジがあり、それをドライバーで回すことで点滅速度を調整します。一般的には時計回りで速く、反時計回りで遅くなる仕組みです。
一例として、以下のように調整可能です:
・60回/分 → ゆっくり目で落ち着いた印象
・100回/分 → 一般的な速度
・130回/分 → 素早い点滅(注意喚起向け)
取り付け手順と注意点
1. キーをOFFにしてバッテリー端子を外す(安全対策)
2. シート下やフロントカバー内の純正リレーを探す(AF35ではメットイン下部またはフロント)
3. 純正リレーを取り外し、可変リレーと差し替え
4. エンジンを始動してウィンカーを確認、リレーのダイヤルを調整
注意点: リレーのピン配列が車両と合っていない場合、点灯不良やショートの原因になるため、必ず適合確認を行いましょう。特に3ピンタイプとの誤購入には注意が必要です。
おすすめのリレーメーカーと製品例
・POSH(ポッシュ):高品質で信頼性が高い
・DAYTONA(デイトナ):コストパフォーマンス良好
・汎用中国製(eBayやAmazonで多く流通):安価だが品質に差あり
実際に使ったユーザーからは「POSH製は調整幅が大きく、故障もしにくい」「中華製は当たり外れがあるがコスパは良い」といった口コミがあります。
まとめ:点滅速度は可変式リレーで自由に調整可能
AF35ライブディオZXのウィンカー点滅速度をゆっくりにしたい場合は、可変式のウィンカーリレー(2ピンタイプ)への交換が有効です。リレーを選ぶ際は「12V」「2ピン」「可変式」であることを確認し、信頼できるメーカーのものを選ぶと安心です。取り付け自体は難易度が高くないので、自分でカスタムを楽しみたい人にもおすすめです。
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