ZZR400Kに純正より大径のフロントブレーキローターを導入したいライダー向けに、SunstarのKC‑201とKC‑101モデルを比較し、互換性やキャリパーサポート選びのポイントを解説します。
KC‑101とKC‑201の違い
SunstarのKC‑101はGPz900R(A7以降)、ZZR1100/ZX‑12Rなどに対応する320 mmローターとして広く流通しています。Diagonolピッチ約77 mmと厚さ約4.8‑4.9 mmで設計されています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
KC‑201はZX‑12R用としても知られていますが、GPz900R系やZZR400Kの適合情報はほとんど見られず、サイズや対応ピッチがKC‑101と同様かどうか不明です:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
ZZR400Kへの適合性
ZZR400K/Nの純正キャリパ取り付けピッチは1990‑92年のZZR400N/Kと共通ですが、GPz900R A7以降のキャリパサポートを使用すれば互換可能という情報が示唆されています。
そのため、互換性のあるローターとしてKC‑101+GPz900R用キャリパーサポート使用が現実的な選択肢です。
例:KC‑101導入のケーススタディ
例としてGPz900Rの320 mmローター+キャリパーサポートを流用した実例が報告されています。キャリパーブラケットさえ合致すれば、ZZR400Kへの取り付けは可能です。
一方、KC‑201の仕様情報が不明瞭なため、未検証モデルのKC‑201より、流通実績のあるKC‑101の方が安心できます。
キャリパーサポートの選び方
- GPz900R A7以降用のキャリパーサポートはZZR400Kと同じピッチ(約77 mm)で合致する可能性が高い。
- ZZR400N/K(90‑92年)用の純正サポートも流用品として検討されている。
- 加工やストッパー、キーロック対応が必要であれば後付け対応も可能。
まとめ
ZZR400Kに320 mm径のSunstarローターを導入する場合、KC‑101+GPz900R用キャリパーサポートの組み合わせが最も信頼性が高く、サイズ・ピッチも適合します。
一方KC‑201は対応情報が少ないため選択には慎重さが必要です。整備店やパーツショップで事前に確認し、可能であれば実物や図面データで寸法を確かめてから導入を検討してください。
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