日産エクストレイルはコンパクトSUVではない?ボディサイズや分類基準から徹底解説

自動車

「日産エクストレイルはコンパクトSUVなのか?」という疑問を抱く人は少なくありません。SUV市場が拡大する中で、車のサイズ分類は重要な指標となっています。本記事では、日産エクストレイルのサイズや他車種との比較を通じて、その立ち位置を明確にします。

SUVのサイズ分類とは?

SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)は、主に以下の3カテゴリに分類されます。

  • コンパクトSUV:全長4,300mm前後まで
  • ミドルサイズSUV:全長4,400~4,700mm程度
  • ラージサイズSUV:全長4,800mm以上

この区分はメーカーや国によって若干異なりますが、日本国内ではこの分類がよく用いられています。

エクストレイルのボディサイズをチェック

最新型の日産エクストレイル(T33型)の主要サイズは以下の通りです。

項目 数値
全長 4,660mm
全幅 1,840mm
全高 1,720mm
ホイールベース 2,705mm

このサイズからもわかるように、エクストレイルはミドルサイズSUVに分類されるのが一般的です。

比較:他のSUV車種とエクストレイル

以下は、よく比較されるSUVとのサイズの違いです。

  • トヨタ ヤリスクロス(コンパクトSUV):全長4,180mm
  • マツダ CX-5(ミドルサイズSUV):全長4,575mm
  • トヨタ ランドクルーザー(ラージSUV):全長4,990mm

こうして見ると、エクストレイルはコンパクトSUVより一回り大きく、CX-5などと同等サイズであることがわかります。

なぜ「コンパクト」と感じる人がいるのか?

一部の人がエクストレイルを「コンパクトSUV」と誤認する理由は、初代〜2代目モデルの存在感にあります。初期型は全長4,400mm以下と、現在のコンパクトSUVに近いサイズ感でした。

また、デザインのシンプルさや取り回しの良さが「扱いやすさ=小型車」という印象を与える要因にもなっています。

使用目的に合ったサイズ選びを

家族4人以上での利用やアウトドア志向が強い人には、エクストレイルのようなミドルサイズSUVが適しています。コンパクトSUVでは積載力や室内空間に限界があるためです。

逆に、都市部での買い物や近距離移動が中心の人には、ヤリスクロスやライズなどのコンパクトSUVが便利です。

まとめ:エクストレイルはミドルサイズSUVに分類される

日産エクストレイルは、そのボディサイズや装備面から見て、明確にミドルサイズSUVに分類されます。かつてのモデルが小さかったことから「コンパクト」と誤解されることもありますが、現在では十分な室内空間と走行性能を兼ね備えた中型SUVとして位置づけられています。

購入を検討する際は、ご自身のライフスタイルや駐車環境に合わせて、適切な車種サイズを選ぶことが大切です。

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