中古で購入したセルスターのレーダー探知機に、シガーソケット用の電源コードを接続したのに電源が入らない──そんなトラブルに直面した方も多いのではないでしょうか。今回は、知識が少ない方でも理解しやすいように、レーダー探知機の電源が入らない原因とその確認方法・解決策をわかりやすく解説します。
まず確認すべき基本ポイント
電源が入らない場合、最初に確認したいのは以下の3点です。
- シガーソケット自体に電源が来ているか
- 購入した電源コードが正常に動作しているか
- レーダー探知機本体に初期不良がないか
特に、シガーソケット側に問題があるケースが意外と多く、他の機器(スマホ充電器など)を挿して反応があるか試すのが有効です。
シガーソケットに電気が来ていない可能性
車種によっては、エンジンを始動しないとシガーソケットに電気が供給されないものがあります。アクセサリー(ACC)電源では通電しないタイプのソケットもあるため、まずは車のキーをONまたはエンジンを始動して再度試してみましょう。
それでもダメな場合は、車のヒューズが切れていないか確認が必要です。特にシガーソケット用ヒューズが飛んでいると、他のアクセサリーも使えなくなります。車の説明書を確認し、該当のヒューズをチェックしてみましょう。
電源コードの互換性と断線チェック
セルスターのレーダー探知機には専用の電源コードが必要なモデルがあります。市販の汎用シガー電源コードを使用した場合、出力電圧や極性が合っていないと動作しないことがあります。
また、購入したコードが初期不良や断線している可能性もあるため、別の機器(ナビ、ドライブレコーダーなど)で試すか、マルチテスターを使って電圧が出ているか確認すると確実です。
レーダー探知機本体の不具合の可能性
「動作確認済み」とあっても、中古品である以上、輸送中の衝撃や内部の経年劣化で不具合が生じることもあります。特に基板内部のハンダ割れや電源ジャックの接触不良は見た目では判断できません。
他の電源供給方法(ヒューズ電源やUSB電源など)でも起動しないか確認してみましょう。複数の電源で反応がない場合は、本体の故障の可能性が高くなります。
よくある見落としポイントとチェックリスト
以下のチェックリストに従って、簡単な確認をしてみましょう。
- ✅ シガーソケットに他の機器は反応するか?
- ✅ エンジン始動状態で通電しているか?
- ✅ 電源コードの型番は本体に対応しているか?
- ✅ ケーブルやジャックにゆるみがないか?
- ✅ 端子にゴミやほこりが付着していないか?
一つでも該当すれば、原因特定に近づきます。特に初歩的な接触不良は非常に多いため、しっかり差し込まれているかを何度か抜き差しして確認するだけでも改善することがあります。
まとめ:順を追って確認すれば必ず原因は見つかる
レーダー探知機がシガーソケットで起動しない原因は、ソケット、コード、本体のいずれかにあることがほとんどです。知識が少なくても、ひとつずつ切り分けてチェックしていけば、自分でも原因特定と対処ができます。
どうしても解決しない場合は、販売店やメーカーのサポートに相談するのが確実です。焦らず冷静に対処して、安全で快適なドライブを楽しんでください。
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