トヨタ・ハリアー(80系)は高級感と先進装備を兼ね備えた人気SUVで、特に「Zレザーパッケージ」は装備が充実しています。カスタムを楽しむオーナーの中には、フォグランプの交換を検討する方も多いでしょう。しかし、実際にどのバルブ規格が採用されているのかを誤解すると、購入したバルブが装着できないトラブルにつながります。本記事では、80ハリアーのフォグランプ規格や交換の注意点を解説します。
80ハリアーのフォグランプはHB1ではない
結論から言うと、80系ハリアーのフォグランプはHB1規格ではありません。HB1は主にヘッドライト用の規格であり、ハリアーのフォグには採用されていません。多くの80ハリアー(特に2024年式Zレザーパッケージ)では、フォグランプはLEDユニット一体型が標準装備となっており、従来のハロゲンバルブを差し替えるような形ではありません。
そのため「バルブ交換」というよりも、フォグランプユニットごとの交換、または社外LEDキットに換装するのが一般的です。
フォグランプ交換の選択肢
純正フォグランプをそのまま利用する場合は、ディーラーでのユニット交換となり費用は数万円以上かかることがあります。一方、カー用品店や通販サイトでは、80ハリアー専用設計の社外LEDフォグランプが販売されており、こちらは2万円〜5万円程度が目安です。
特に、車検対応の製品や色温度を切り替えられる2色・3色切替タイプが人気で、夜間走行や悪天候時の視認性を向上させたいオーナーに選ばれています。
実例で見る交換ケース
例1:ディーラーで交換
2024年式ハリアーZレザーパッケージに乗るAさんは、ディーラーでフォグランプユニットを新品に交換。工賃込みで約6万円となり、高額ではあったものの純正の安心感を優先しました。
例2:社外LEDに交換
Bさんはネットで購入した専用LEDフォグランプ(2色切替タイプ)を取り付け、工賃込みで約3万円に収まりました。純正以上の明るさを体感できたと満足しています。
交換時の注意点
・80ハリアーのフォグはバルブ交換式ではないため、ユニットごとの対応が必要
・安価な製品の中には車検非対応や耐久性に不安があるものもある
・取り付けにはバンパーの脱着が必要になる場合があり、DIYでは難易度が高い
信頼できるショップやディーラーでの作業を依頼することをおすすめします。
まとめ:80ハリアーのフォグはHB1ではなくLEDユニット型
2024年モデルのハリアー(80系)Zレザーパッケージに搭載されているフォグランプは、HB1バルブではなくLEDユニット型です。交換を検討する場合は「バルブ交換」ではなく「ユニット交換」や「社外LEDフォグへの換装」が選択肢となります。純正の安心感を重視するならディーラー、コスパや明るさを重視するなら社外製品がおすすめです。
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