4ST原付マフラーの爆音が気になる場合、サイレンサーの芯がないことが一因である可能性があります。この問題を解決するためには、エンドバッフルまたはインナーバッフルを追加することが有効です。この記事では、65ミリのサイレンサーに適したバッフルサイズを選ぶ方法や、バッフルを使った爆音対策について解説します。
サイレンサーとバッフルの役割
サイレンサーは、マフラー内部で音を抑える役割を果たす部品です。サイレンサーの芯がないと、排気音が大きくなり、爆音になってしまいます。これに対して、エンドバッフルやインナーバッフルは、音量を適度に抑える役割を担います。
エンドバッフルはマフラーの出口に取り付けられる部品で、排気の流れを一度乱して音を減少させます。インナーバッフルは、マフラー内部に取り付けられる小さな部品で、排気の通り道をさらに細かく調整し、音をより静かにします。
バッフルのサイズ選び
サイレンサーのサイズが65ミリの場合、エンドバッフルやインナーバッフルのサイズはその径に合わせて選ぶ必要があります。一般的には、サイレンサーの内径より少し小さいサイズのバッフルを選ぶと、しっかりと音を抑えつつ、排気の流れがスムーズに保たれます。
例えば、サイレンサーが65ミリの場合、60ミリ〜62ミリのバッフルを選ぶことが多いです。このサイズであれば、排気音の低減と同時にエンジンのパフォーマンスを維持することができます。もし音がまだ大きいと感じる場合は、さらに小さいバッフルを試してみると良いでしょう。
おすすめのバッフルメーカーと商品
市販されているバッフルはさまざまなメーカーから販売されていますが、特に信頼できるメーカーとしては、D.O.PやSP武川、YOSHIMURAなどがあります。これらのメーカーは、マフラーの性能と音質のバランスを重視したバッフルを提供しており、4ST原付のカスタムにも適しています。
例えば、SP武川の「インナーバッフルキット」は、65ミリのサイレンサーにぴったりのサイズがあり、音の抑制と排気効率の向上を両立しています。D.O.Pの「エンドバッフル」は、爆音が気になる方におすすめで、簡単に取り付けができるため手軽に音量を調整できます。
爆音対策のポイント
バッフルを取り付けるだけで爆音を抑えることができますが、より効果的に音を抑えたい場合は、マフラー全体の構造を見直すことも重要です。例えば、サイレンサーの内部に吸音材を追加したり、エンドバッフルの形状を工夫したりすることで、さらに音量を下げることができます。
また、音の大きさに関しては、地域の法律や交通規制に注意することも大切です。特に都市部では、音量が規定以上になると違法となる場合があるため、適切なバッフルを選び、音を抑えることをおすすめします。
まとめ
4ST原付のマフラーの爆音問題は、サイレンサーにバッフルを追加することで改善できます。65ミリのサイレンサーには、60ミリ〜62ミリのバッフルが適しており、信頼できるメーカーから購入することで、音量を抑えつつ性能を維持できます。
自分のライディングスタイルや音の好みに合わせて、エンドバッフルやインナーバッフルを選び、爆音を適切に調整しましょう。もし音量がまだ気になる場合は、マフラー全体の見直しを行うと良い結果が得られます。
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