中古車検索サイトで日産ノートを探していると、「e-POWER」と書かれていない車両が混在していて混乱することがあります。特にカーセンサーやgooといった大手サイトでは、掲載内容の書き方が店舗ごとに異なるため、e-POWER搭載車を効率的に探すにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。この記事では、e-POWER搭載車を見分ける方法や検索時のテクニックについて詳しく解説します。
e-POWERとは?簡単なおさらい
e-POWERとは、日産が開発したシリーズハイブリッド方式のパワートレインで、エンジンは発電専用、走行はモーターで行うというEVに近い走行特性を持ったシステムです。日産ノートでは2016年に初搭載され、大きな話題となりました。
ガソリン車とは構造が異なるため、中古車選びではしっかりと区別する必要があります。
カーセンサー・gooでe-POWERを見分ける基本の方法
中古車情報サイトでは「車名」や「グレード」、「備考」欄などにe-POWERの表記があるかを確認しますが、表記漏れも多いため、複数の箇所をチェックすることが重要です。
- 車名に「ノート e-POWER」と明記されているか
- グレード名に「X」「S」「NISMO」などe-POWER専用のグレードが含まれているか
- 型式が「HE12」または「E13(2代目e-POWER)」であるか
- エンジン種類が「ハイブリッド」や「モーター出力明記あり」になっているか
特に型式は確実性が高いため、詳細情報欄に型式が載っている場合はチェックしましょう。
グレード名から判別するコツ
日産ノートのe-POWER専用グレードは、ガソリンモデルとは異なる名称が付けられています。たとえば以下のようなグレードが該当します。
- e-POWER S(ベースグレード)
- e-POWER X(標準モデル)
- e-POWER NISMO(スポーツ仕様)
- e-POWER メダリスト(上級モデル)
これらのグレード名が記載されていれば、基本的にはe-POWER搭載車と考えてよいでしょう。タイトルにe-POWERと記載されていなくても、グレード名や型式で見抜くことが可能です。
検索時のおすすめテクニック
カーセンサーやgooの検索機能には「キーワード検索」があります。ここに「e-POWER」や「HE12」「E13」と入力して絞り込むと、e-POWER車の掲載に絞ることができます。
さらに、「詳細条件検索」で燃料種別を「ハイブリッド」または駆動方式を「2WD」に設定すると、よりe-POWERに近い車両だけが表示されやすくなります。
また、「価格帯」や「年式」「走行距離」などを組み合わせて検索することで、自分の希望に合ったe-POWER車を効率よく探せます。
見落としを防ぐためのチェックポイント
タイトルやグレード表記だけではe-POWERと断定できない場合、以下の点を確認すると精度が上がります。
- エンジン型式が「HR12DE」や「EM57」と記載されているか
- 写真にe-POWERエンブレムが写っているか
- 内装にe-POWER専用のシフトノブやパワーメーターがあるか
- 販売店に直接確認する
特に販売店に問い合わせるのは確実な方法です。「この車両はe-POWERですか?」「HE12型ですか?」などと聞いてみましょう。
まとめ:複数の情報を組み合わせて正確に見極めよう
中古車検索でe-POWER搭載のノートを見分けるには、「グレード名」「型式」「エンジン種別」「キーワード検索」の4点を活用することが重要です。
表示されている情報だけに頼らず、写真や装備、場合によっては販売店への問い合わせも含めて、多角的に確認することで、間違いのない車選びができます。e-POWERならではの走りを中古車でも楽しみたい方は、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください。
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