ホンダフィットHOME(ガソリンモデル)はコンパクトカーとして高い人気を誇っていますが、ディーラーで提示される見積もり金額に戸惑う方も少なくありません。中には「総額270万円って高くない?」と感じる方も。この記事では、フィットHOMEの見積もりの内訳や、購入時にかかるオプションや諸費用について詳しく解説します。
ホンダフィットHOMEガソリン車の本体価格は?
ホンダの公式サイトによると、フィットHOME(ガソリン・2WD・CVT)の車両本体価格は約185万円前後(2025年8月時点)です。4WDモデルやグレードアップした仕様になると190万円台になります。
つまり、「本体価格だけ」なら200万円以下に収まるのが一般的ですが、見積もりではそれに様々な費用が加わります。
見積もり総額270万円の内訳とは?
総額が270万円になるケースでは、以下のような費用が含まれていることが多いです。
- 車両本体価格:約185万円
- メーカーオプション:5〜15万円
- ディーラーオプション(カーナビ・ETC・ドラレコ等):20〜40万円
- 登録諸費用(自動車税・重量税・自賠責保険など):10〜15万円
- 延長保証やコーティング等の付加サービス:10〜20万円
これらを合算すると、230万円〜270万円の見積もりになるのは決して珍しいことではありません。
オプション次第で大きく変わる見積もり額
フィットHOMEはディーラーオプションの選択肢が多く、ドライブレコーダー・フロアマット・ナビ・ETC・バイザー・ボディコーティングなどをすべてセットにすると、一気に30万円以上になることも。
また、ホンダは延長保証パッケージ(まかせチャオなど)やメンテナンスパックを含めることを強くすすめてくる傾向があり、それによってさらに数万円上乗せされます。
購入者の声:実際の見積もり例
実際にフィットHOMEガソリン車を購入したユーザーの声では。
- 本体+諸費用+最小限のオプションのみで総額約220万円
- 充実装備+コーティング含めて総額約250万円
- フル装備・保証最大限・用品多数で総額270万円以上
このように「どこまで装備をつけるか」で50万円以上の差が生まれるのが特徴です。
費用を抑えたい人のための対策
総額を抑えるには、以下のポイントを見直しましょう。
- 必要最低限のオプションだけを選ぶ
- 後付け可能な装備(ドライブレコーダーなど)はネット購入で安く済ませる
- コーティングや延長保証は本当に必要か検討する
- 複数のディーラーから見積もりを取って比較する
特に新車購入に慣れていない方ほど、ディーラー任せにするとオプションを盛られてしまいがちなので、事前に下調べをして「必要な装備の優先順位」を明確にしておくことが重要です。
まとめ:270万円の見積もりは決して異常ではない
フィットHOME(ガソリン車)で総額270万円という見積もりは、フル装備・延長保証・メンテナンスパック等をすべて含めた場合には妥当な金額といえます。見積もりを見て驚いた場合は、一度内訳を確認し、必要ない項目を削ることで大きく費用を抑えることが可能です。
無理のない範囲で、満足のいく装備を選択するためにも、納得いくまでディーラーと相談することをおすすめします。
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