原付にハイスピードプーリーを取り付けたい!工賃相場やバイク屋への依頼方法を解説

バイク

原付スクーターにハイスピードプーリーを装着して最高速アップを狙うカスタムは、初心者でも比較的挑戦しやすいチューニングのひとつです。しかし、作業には専用工具や知識が必要なため「自分でやるのは不安」という声も多く聞かれます。この記事では、ハイスピードプーリーの概要から、取り付けをバイクショップに依頼する際の注意点まで詳しく解説します。

ハイスピードプーリーとは?効果と特徴を解説

ハイスピードプーリーとは、原付のCVT(無段変速)機構にあるプーリー部分を交換することで、駆動効率を高めて最高速を伸ばすパーツです。

ノーマルよりも外周が広がっており、ベルトの移動範囲を拡大することで、より高いギア比を実現します。あわせてウエイトローラーの重さ調整も必要になることが多く、セットでの交換が基本です。

取り付けは自分でできる?工具と知識のハードル

ハイスピードプーリーの取り付けには、主に以下の工具が必要になります。

  • プーリーホルダーまたはインパクトレンチ
  • トルクレンチ
  • 17mm〜19mmソケットレンチ
  • 場合によってはクラッチナット用工具

特にプーリーを固定するための工具がないとナットを緩められないため、初心者には難易度が高めです。また、組み付け時のトルク管理が甘いと、走行中に重大なトラブルを招く恐れもあります。

バイク屋に依頼することはできる?

ほとんどのバイクショップでは持ち込みパーツでの作業も対応可能です。ただし店舗によっては「持ち込み不可」や「工賃割増」のケースもあるため、事前に問い合わせるのが確実です。

また、社外プーリーは車種ごとの適合精度や耐久性に差があるため、プロの目で確認してもらうのも大きなメリットです。

工賃の相場と作業時間の目安

ハイスピードプーリー交換の工賃はおおよそ以下のような相場です。

  • パーツ持ち込み:4,000円〜8,000円(税込)
  • ショップ購入セット+取付:3,000円〜5,000円程度(割引あり)

作業時間は30分〜1時間程度で終わることが多く、早ければ即日対応してもらえる場合もあります。

取り付け時の注意点と調整のポイント

取り付け直後は、「加速が遅くなった」「最高速は上がったけど坂道が弱い」といった現象が出ることがあります。これはウエイトローラーの重さやセッティングとのバランスの問題で、何度か調整が必要なケースもあります。

不安な方は、最初からショップでセットアップ(プーリー+WR調整+ベルト確認)を依頼するのがベストです。

実例:バイク屋に依頼したユーザーの声

例①:「自分でやろうとして断念。近所のショップに聞いたら工賃5,500円で即日OK。1時間かからず快調に」

例②:「通販で買ったキタコのプーリーを持ち込み。対応してくれたが、工賃が少し割増で6,800円だった。仕上がりは満足」

例③:「ノーマルに不満があり交換。ショップでセットアップ込みで1万円ちょい。坂も加速も全体的に向上してよかった」

まとめ:ハイスピードプーリーの取り付けはプロに任せて安心

ハイスピードプーリーは手軽に原付の性能アップを図れる人気カスタムですが、正しく取り付けないと逆効果になる場合もあります。

工具や知識に不安があるなら、信頼できるバイク屋に相談するのが最も安全で確実です。費用面を抑えたい場合でも、数店舗に相談して見積もりを比較することで、自分に合った選択ができるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました