レクサスは“RX”派？“500h”派？車名の呼び方にまつわる知識とマナーを解説

レクサスの車名は「RX」や「LS」などのアルファベットで認識されることが一般的ですが、一部の車好きの間では「500h」や「350」などの数字で呼ぶケースもあります。この記事では、レクサスにおけるモデル名と数字の意味、それぞれの呼び方の背景やマナー的な観点について解説します。

レクサスの「アルファベット」呼びはモデルシリーズ名

レクサスの「RX」「NX」「IS」「LS」などは、トヨタの高級車ブランドであるレクサスの各シリーズを表す略称で、これは多くのユーザーにとって馴染みのある呼び方です。

例えば「RX」はミドルサイズSUV、「LS」はフラッグシップセダンというように、車格やジャンルを端的に表現しています。ディーラーでもこのアルファベット呼称が主流です。

一方で「500h」「350」「200t」などの数字は、主にエンジン排気量やハイブリッドシステムの出力グレードを表しています。たとえば「LS500h」はLSシリーズのハイブリッドモデルで、3.5L V6+モーターを搭載しています。

こうした呼び方は、より技術的に車を語りたい人や、チューニングや性能に関心が高い層に見られる傾向です。ただし、一般的な会話ではややマニアックに聞こえることもあります。

「RX」や「NX」のような車名での会話が主流のなか、「500h」などの数字で語り出すと相手に通じにくい場面もあります。また、やや知識を誇示するように捉えられる場合もあり、会話の相手に“車マウント”と感じさせてしまうリスクも。

実際に現場で「500hの話だったの？RXの話だと思った」などのすれ違いが起きることもあるため、状況に応じて呼び方を使い分ける配慮が求められます。

レクサスの公式カタログやディーラーサイトでは、基本的に「RX」「NX」などのモデル名が前面に出されています。例えば「レクサスRX500h F SPORT Performance」という表記で、まずはモデル名、次にグレードや仕様が続くのが通例です。

販売スタッフも「RXをご覧ですか？」と声をかけるのが一般的です。このことからも、日常会話ではモデル名での呼称が望ましいことがうかがえます。

レクサスの呼び方は、「RX」などのモデル名が一般的ですが、「500h」などの数字で語る人も一定数います。どちらも間違いではありませんが、会話の相手や場面に合わせて、通じやすい呼び方を選ぶのが円滑なコミュニケーションのコツです。

特に初対面や車に詳しくない相手には、モデル名を基本にし、必要に応じてグレード名を補足するスタイルが安心です。