引越し後、運転免許証の住所変更をせずに放置していると、更新通知のハガキが届かないなどの問題が発生します。特に都市部へ移転した場合、旧住所への郵送物を受け取れず、更新手続きにも支障が出ることがあります。この記事では、住所変更未済の免許証を持っている人がどのように免許更新を進めるべきかをわかりやすく解説します。
免許更新ハガキはどこに届く?
運転免許証の更新通知ハガキは、基本的に免許証に記載されている住所宛てに送られます。つまり、引越し後に住所変更をしていない場合は、古い住所にハガキが届くことになります。
転送届を郵便局に出していれば一時的には転送されますが、有効期限を過ぎていると新住所に届かず、更新期限を見逃すリスクがあります。
ハガキがなくても免許更新は可能
更新通知ハガキがなくても、免許の更新手続きは可能です。更新期間内であれば、本人確認書類(免許証本体)と必要な書類があれば更新できます。
ただし、更新場所(警察署・運転免許試験場)によって対応が異なる場合があるため、更新希望の窓口へ事前に問い合わせると安心です。特に都道府県をまたいで住所が変わった場合、扱いが異なることがあります。
現住所での更新には「住所変更手続き」が必須
引っ越し後に免許証の住所変更をしていない場合、まずは住所変更の手続きを行う必要があります。住所変更は、運転免許センターや最寄りの警察署(免許更新窓口)で行えます。
持ち物は以下の通り。
- 運転免許証
- 新住所を確認できる住民票や公共料金の領収書など(原本)
- 印鑑(不要な自治体もあり)
住所変更が完了したうえで、現住所のある都道府県内で免許更新をする流れになります。
引越し後すぐに対応した方が良い理由
住所変更をせずにいると、更新通知が届かないだけでなく、違反点数の通知や免停処分通知など、重要な書類も届かなくなります。
また、住民票の住所と免許証の住所が一致していないと、本人確認が取れずに手続きができない場合もあります。日常生活で本人確認書類として免許証を使用する機会も多いため、早めの手続きが安心です。
平日に手続きができない場合の対処法
多くの免許センターは土日も開いており、東京都の場合はこちらの警視庁公式サイトでスケジュールを確認できます。
土日が不可の場合、有給休暇などを使って平日に行く必要があります。忙しい方は、なるべく早めに予約や必要書類の準備を済ませておくとスムーズです。
まとめ:ハガキが届かなくても更新はできるが、早めの住所変更がカギ
運転免許証の更新通知ハガキは、記載されている住所に送付されます。引越し後に住所変更をしていないと、通知が届かず更新を忘れる原因になります。
ハガキがなくても免許更新は可能ですが、更新前に現住所で住所変更手続きを済ませておくことが必須です。時間に余裕を持って対応し、更新期限を逃さないよう注意しましょう。
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