スズキ・スペーシアカスタムXSターボに搭載されている純正ナビ周辺には、普段見慣れない配線や端子が存在することがあります。特にナビ下部にある大きめの端子付きコードについて、「これは何に使うのか?」と疑問に感じる方も多いようです。本記事では、その端子の正体とナビへのスイッチ接続の可否・方法について詳しく解説します。
ナビ下にある大きな端子付きコードの正体とは?
スペーシアカスタムに搭載されている純正ナビの下に見られる太めの端子付きケーブルは、多くの場合「車両側の拡張ハーネス」や「ディーラーオプション用のコネクター」です。
これはバックカメラ、ステアリングリモコン、ETC連動、ドライブレコーダー、スイッチ接続など、さまざまな電装オプションを取り付けるための共通ハーネスとして機能しています。ディーラーオプション専用の接続端子であるため、空いている状態でも異常ではありません。
ナビにスイッチを繋げられるって本当?
一部の純正ナビやディーラーオプションナビは、外部スイッチを繋いで操作性を拡張できる仕様になっています。代表的なのが「ステアリングリモコン入力」や「AV入力拡張スイッチ」の接続です。
例えば、走行中にテレビ視聴を可能にするキャンセラーや、外部モードの切替スイッチを増設する際に、この端子に信号線を接続することが可能です。ただし、接続できるかどうかはナビの型番や製造年式によって異なります。
スイッチを接続する具体的な方法
ナビにスイッチを追加するには、以下の手順で作業を行います。
- 1. ナビの背面にあるカプラーの種類を確認(多くは20ピンや24ピン)
- 2. 適合する「スイッチ配線ハーネス」や「カプラーオンキット」を用意
- 3. ナビと車両側の間に割り込ませてスイッチを接続
- 4. 必要に応じてアースや電源を別途取得
市販されている商品には、ナビキャンセラー、TVキット、ステアリングスイッチアダプターなどがあり、取り付けも比較的簡単です。
自分で取り付ける際の注意点
DIYでスイッチや周辺機器を取り付ける際は、次の点に注意してください。
- 車両保証への影響があるため、配線加工は最小限に
- エンジンを切った状態で作業し、バッテリー端子を外すのが基本
- 適合情報をネットの信頼できる整備掲示板やメーカーHPで事前確認
自信がない方は無理をせず、オートバックスやイエローハットなどの専門店で相談・施工を依頼するのが安全です。
純正ナビの機能を拡張するアイデア
ナビの端子を利用することで、以下のような拡張が可能になります。
- ステアリングリモコン追加
- リアモニター接続
- バックカメラやサイドカメラの後付け
- オーディオアンプやウーファーの増設
これらの機能を取り入れることで、純正ナビの使い勝手を大幅に向上させることが可能です。
まとめ:端子の正体を知れば活用方法も広がる
スペーシアカスタムXSターボの純正ナビ下にある端子は、拡張機器接続用のハーネスである場合がほとんどです。ここにスイッチを繋げることで、テレビキャンセラーや各種カスタムが実現可能です。ただし、適合確認や正確な配線知識が必要なため、初心者は専門業者のサポートを受けるのが安心でしょう。
あなたのカーライフに合ったカスタマイズの一助となれば幸いです。
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