2015年式マツダ デミオ(DJ3FS型13S)の純正スピーカー構成と音響性能を徹底解説

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マツダ・デミオ(現MAZDA2)2015年式DJ3FS型13Sグレードに関して、オーディオ周りの仕様は意外と見落とされがちですが、実際にはモデルごとの違いが存在します。本記事では、純正スピーカーの構成を中心に、音質やアップグレードの選択肢について詳しく解説します。

2015年式DJ3FS型13Sの純正スピーカー構成は?

結論から言うと、2015年式DJ3FS型のデミオ13Sグレードにはフロント2スピーカー+リア2スピーカーの合計4スピーカーが標準装備されています。

ドア前方のウーファー位置に左右それぞれ1つずつ、リアにも同様に左右で1つずつ。高音域を補うツイーターは、このグレードには標準では装備されていません。

6スピーカー仕様になるのはどのグレード?

上位グレードの「13S Lパッケージ」や「XDツーリング」などには、Aピラー部やドアミラー周辺にツイーターが追加されており、これによりフロント2スピーカー+ツイーター2+リア2=6スピーカー構成となっています。

また、BOSEサウンドシステム搭載車の場合はさらなるスピーカー追加があるほか、アンプも専用設計されており、全体の音響バランスが別物になります。

音質の印象と限界

4スピーカー構成では中低音が中心で、高音域や広がりにやや物足りなさを感じる人も多いようです。特にジャズやクラシックなどの繊細な音源では、音の解像度が不足気味になります。

一方で、ポップスやラジオなど日常使いであれば不便はなく、バランスの取れたセッティングと言えます。

簡易的なアップグレードの選択肢

DIYレベルでのアップグレードとしては、Aピラーへのツイーター追加が人気です。スピーカー交換やサウンドデッドニング施工も併用すれば、ワンランク上の音質が手に入ります。

ツイーター追加は純正配線を活かして取り付けることも可能で、専門知識があれば比較的低コストで改善できます。また、市販のDSP(デジタルサウンドプロセッサー)を使えば、細かいチューニングも可能です。

マツダ純正オプションや後付けパーツ

ディーラーオプションで設定されていた「スピーカーアップグレードキット」などを中古で入手し、後付けするケースもあります。パーツの互換性については、型番や年式を必ず確認してください。

社外品の場合、KENWOOD・Pioneer・ALPINEといったブランドのエントリーモデルでも、純正より明瞭な音を得られるケースが多いです。

まとめ:DJ3FS型13Sは4スピーカー標準、音質改善の余地あり

2015年式のマツダ デミオ(DJ3FS型)13Sグレードには、標準で4スピーカーが搭載されており、必要十分な音質は確保されています。しかし、上位モデルと比較すると音場の広がりや高音の抜けには差があるため、ツイーター追加やスピーカー交換によるアップグレードを検討する価値は十分にあります。

快適なカーライフのためにも、自分の音楽スタイルや使用目的に合ったオーディオ構成を見直してみると良いでしょう。

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