納車から短期間でもバッテリー上がりが起こる新型セレナ(特にe‑POWER/C28系)。ロードサービスに連続でお世話になっているという声は少なくありません。本記事では、なぜ繰り返しバッテリー上がりが起きるのか、何に注目すべきかを整理します。
バッテリー上がりが多い原因とは?
オートACC機能や12V補機バッテリーの仕様がバッテリーに余計な負担をかけている可能性があります。
実際に、納車直後に短期間で3回バッテリー上がりが起きたと報告され、メーカーやディーラーが暗電流(エンジンOFF時の電流)によるものと分析しています。OFF時に2~3Aも流れているケースもありました。
暗電流が発生しやすい構成要素
- ドラレコなど駐車監視機能:監視中に補機バッテリーから電力を引くため、長時間駐車で負荷増。
- USB電源やスマホ充電設定:エンジンOFF後も数分間通電する仕様。
- 電装品(パワースライドドア等):開閉の際に電力消費。
- プログラムやCANゲートウェイ不具合:メーカー対応のプログラム修正が実施されている事例あり :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
具体的な対策法
• 駐車監視は“常時RECモード”ではなく“衝撃検知モード”へ切り替えるかOFFに。
• USBやアクセサリ電源はエンジンOFF時に使わない。
• 数日使用しない場合は、定期的にエンジンをかけて10〜20分ほど走行し、バッテリー充電を保つ :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
すでに上がってしまった場合の処置
• ジャンプスターターや他車によるブースト充電で復旧。
• バッテリー劣化が進んでいる場合は、新品交換を検討。容量が低下し→上がりやすくなる事例も多い :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
製品保証・ディーラー対応状況
ディーラーに相談すると、バッテリー及び制御プログラムの無償交換・更新が行われた事例も存在します :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
まとめ
新型セレナでバッテリー問題が起きる最大の原因は、暗電流による電力消費とバッテリー老化です。日常的に何がON状態なのかを見直し、定期的なエンジン始動とディーラーへの相談を忘れずに。
これらを心がけることで、ロードサービスへの頻繁な依頼はぐっと少なくなるでしょう。
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