レクサス版アルファードは存在する?LMとアルファードの違いを徹底解説

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高級ミニバンとして絶大な人気を誇るトヨタの「アルファード」。そのラグジュアリーな仕様がレクサスブランドで展開されているか気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、「レクサスにアルファードはあるのか?」という疑問に対し、レクサスLMとの関係や両車の違いを詳しく解説します。

レクサスにアルファードは「売っている」?

結論から言えば、「レクサスにアルファード」という車名のモデルは存在しません。しかし、アルファードをベースとしたレクサスの高級ミニバン「レクサスLM(エルエム)」が存在します。これは、トヨタとレクサスの関係を考えると非常に納得のいく展開で、外観やコンセプトには共通点も多く見られます。

つまり、販売車種名としては異なりますが、実質的に「レクサス版アルファード」がLMなのです。

レクサスLMとは?その正体に迫る

レクサスLMは、2020年にアジア市場(主に中国)でデビューし、2023年からは日本国内でも正式に販売が開始されました。LMは「Luxury Mover」の略で、ショーファードリブン(運転手付き)を前提にした豪華仕様が特徴です。

シート構成も通常の3列8人乗りではなく、2列4人乗りや3列6人乗りなど、贅沢なパッケージングがされており、後席に専用モニターやマッサージ機能が備わるなど、まさに「動く応接室」と呼べる仕様となっています。

アルファードとLMの違いを比較

項目 トヨタ アルファード レクサス LM
ブランド トヨタ レクサス
価格帯 約540万円〜 約2000万円〜
内装 高級感重視 ラグジュアリー+パーソナル空間
グレード構成 多人数向け(7~8人) 少人数VIP向け(4人・6人)
走行性能 快適性重視 静粛性・上質感特化

このように、アルファードは「家族向け高級ミニバン」であるのに対し、LMは「少人数の完全ラグジュアリー空間」に特化しています。

レクサスLMは日本でも買える?

2023年以降、LMは日本国内でも購入が可能となりました。ただし、注文が殺到しており、納期は1年以上という場合も少なくありません。また価格もアルファードの約3倍に相当するため、一般層というよりは法人需要やハイヤー向けといった特殊な市場がメインとなっています。

それでも「とにかく究極のミニバンが欲しい!」という方には、LMは魅力的な選択肢となるでしょう。

なぜレクサスは「アルファード」を名乗らなかったのか?

レクサスは世界市場で「高級ブランド」として独立展開しており、トヨタ名義の車名を使わない方針をとっています。そのため、アルファードという名をそのまま使わず、独自ネーミングである「LM」として新たに打ち出したのです。

これは、LS(セダン)、RX(SUV)など、他モデルとも統一感をもたせるためでもあります。

まとめ:レクサスには「アルファード」という名の車はないが、実質的な上位互換が存在する

「レクサスにアルファードは売ってるのか?」という疑問に対する答えは、「車名としては存在しないが、内容としてはレクサスLMがその役割を果たしている」です。

ラグジュアリーミニバンをお探しの方は、アルファードとLMの違いを理解し、自分のライフスタイルに合った一台を選ぶのがおすすめです。

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