大学生であっても、自分で車を選んで購入するという行動は大きな挑戦であり、大きな成長の一歩でもあります。とはいえ、「一人で中古車販売店に行っても大丈夫かな?」「学生だと不安がられるのでは?」と心配する気持ちもよくわかります。この記事では、大学生が一人で中古車を購入する際の流れや注意点、お店側の反応、そして準備しておきたいことについてわかりやすく解説します。
大学生でも車を一人で買いに行って大丈夫?
まず結論から言えば、大学生が一人で中古車販売店に行くこと自体はまったく問題ありません。実際に一人で来店して購入する学生も少なくありません。お店側は「若いお客様=不安」というより、真剣に購入を検討しているかどうかを重視しています。
ただし、学生であることから「ローン審査が通るか」や「支払い能力」については確認される可能性はあります。現金一括で支払う場合はほとんど心配ありませんが、ローンを使う場合は親の協力が必要になるケースもあります。
収入や貯金を聞かれる可能性は?
車の購入をローンで検討している場合、年収・勤務先・勤続年数などの情報提出が求められます。これは学生に限らず、社会人であっても同じです。
現金一括で支払う場合、特に収入や貯金の詳細まで聞かれることはほとんどありません。ただし高額(たとえば160万円以上)の中古車の場合、「どのようにお支払いされますか?」という確認はあるでしょう。
販売店が不安を感じるポイントとその対策
- 実際に購入する意思があるか不明 → 事前にネットで車種を調べ、希望条件を伝えると◎
- 親の同意が必要かもしれない → 未成年(18~19歳)の場合は親の同意書が必要な場合あり
- ローン審査に不安 → アルバイト収入や仕送り状況などを整理し、必要なら親と相談
販売店はお客様に安心して購入してもらうことが目的なので、真剣に質問すれば誠実に対応してくれるケースがほとんどです。
事前に準備しておきたいこと
- 希望車種・予算・用途の整理(例:通学メイン、荷物を載せるか、燃費重視など)
- 支払い方法の確認(一括かローンか)
- 保険や税金を含めたトータル費用の把握
例えば、車両価格160万円に対し、自動車保険料や税金・メンテナンス費などを含めると+20~30万円程度が初期費用としてかかることもあります。
購入後の手続きや維持費も要確認
車は買ったあとにもお金がかかります。特に大学生の場合、任意保険料が高額になることもあるので注意。初めての車の場合、車両保険付きで年額15万円を超えることも珍しくありません。
また、車検や税金、ガソリン代、駐車場代なども含めた維持費をしっかり見積もっておきましょう。月1万円〜2万円程度の維持費を見込んでおくと現実的です。
まとめ:大学生でも自信を持って車を買いに行こう
大学生が160万円の中古車を一人で買いに行くのは決しておかしいことではありません。むしろしっかりと調べ、計画を立てたうえで購入を進める姿勢はお店側からも信頼されやすくなります。
購入前に支払い方法や維持費のことをしっかり考え、疑問があればそのままにせずお店に相談することで、より満足のいく買い物ができるでしょう。
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