ホンダの人気軽自動車「N-BOX」は、中古車市場でも高い人気を誇る車種です。ホンダ認定中古車の中からどれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。本記事では、年式・走行距離・車検有無・装備・価格といった観点から、中古N-BOXを選ぶ際の判断基準と延長保証の必要性について詳しく解説します。
ホンダ認定中古車とは?その安心ポイント
ホンダ認定中古車は、ホンダの品質基準を満たした車両にのみ与えられる称号です。主な特徴は、徹底した点検・整備、第三者評価、1年間の無料保証、走行距離無制限保証などが挙げられます。
さらに、定期点検記録簿付きやワンオーナー・禁煙車といった車両は、安心して長く乗るうえでの好条件です。
3台のN-BOXを比較!どの条件がベスト?
今回比較する3台の条件は以下のとおりです。
価格 | 年式 | 走行距離 | 車検 | 装備 |
---|---|---|---|---|
150万円 | 2022年 | 1.8万km | なし | 標準 |
165万円 | 2022年 | 3000km | なし | ドラレコ付き |
162万円 | 2023年 | 1.8万km | あり(2026年3月) | 標準 |
この中で「コストパフォーマンス」を重視するなら、2023年式・車検付きの162万円の車がバランスが良くおすすめです。逆に「走行距離の少なさ」を優先するなら、3000kmの165万円モデルも魅力的です。
走行距離と年式のバランスをどう考えるか
走行距離が短い車両はエンジンや足回りの摩耗が少ないとされますが、それだけで高評価というわけではありません。2022年で3000kmの車は確かに少ないですが、年式が1年違う162万円の車と比べて税金や初回車検のスパンに違いが生じます。
一方、1.8万km走行の車も決して多走行ではなく、軽自動車としては平均的な使用範囲内です。年式が新しく車検が長く残っていることで、整備費用や出費を抑えられる可能性があります。
車検の有無による費用差を見逃さない
車検の有無は購入時の出費に直結します。車検が残っている車両であれば、納車後すぐに追加費用がかからないというメリットがあります。たとえば、150万円の車は一見安く見えますが、車検取得に10万〜12万円かかることを考慮すれば、実質的な総額は162万円に近づきます。
そのため、車検の残り期間を含めてトータルコストで比較することが重要です。
延長保証は入るべき?そのメリットと費用感
ホンダ認定中古車には1年間の無料保証がついていますが、2年または3年まで延長できるプランも用意されています。保証では、エアコンや電装系、ナビなどの修理費もカバーされるため、電子装備が多いN-BOXでは特に安心材料となります。
延長保証の費用は車両価格やプランによりますが、2年で2〜4万円程度が目安です。長く乗る予定がある方や、万一の修理費用を抑えたい方には加入をおすすめします。
まとめ:あなたに最適なN-BOXの選び方とは
今回の3台を比較すると、次のような視点で選ぶのが賢明です。
- 低走行・装備重視 → 165万円・3000km・ドラレコ付き
- 新しさと費用バランス → 162万円・2023年・車検あり
- 初期費用重視 → 150万円・要車検取得(総額は注意)
また、万一のトラブルに備えた延長保証の加入も、長期的に考えれば安心材料になります。車選びは単なる金額の比較だけでなく、あなたの使い方とライフスタイルに合った一台を選ぶことが大切です。
コメント