2023年モデルのいすゞ新型エルフ(通称「23エルフ」)は、先進的な外観デザインと安全装備の充実により、多くのユーザーに支持されています。中でもフロントグリルはデザインの要ですが、カスタムや整備のために取り外したいというニーズも増えています。今回は、23エルフのフロントグリルの外し方について、わかりやすく解説します。
まず確認:工具と作業前の準備
作業前に必要な道具を確認しましょう。
- プラスドライバーまたは電動ドライバー
- 内装はがし(プラスチック製がおすすめ)
- 養生テープやウエス(塗装保護用)
作業中にグリル周辺を傷つけないよう、バンパーやライト周りに養生テープを貼ると安心です。
グリルの取り付け構造を理解する
2023年式エルフのグリルは、従来モデルに比べてデザインがシャープになっている一方、構造はボルト数本とクリップで固定されており、比較的シンプルです。
多くの場合、上部に3〜4本のボルト、下部に差し込み式のクリップが複数使われています。無理に引っ張るとツメが折れることがあるため、慎重に作業しましょう。
実際の取り外し手順
以下の手順でグリルを外します。
- ボンネットを開け、グリル上部のボルト(多くは10mm)をすべて外します。
- ライト周囲にある追加ボルトがあればそれも外します。
- 内装はがしで、下部のツメ部分を優しくこじ開けます。強く引っ張らず、左右均等に力をかけましょう。
- すべての固定が解除されたら、グリルを手前にゆっくり引き抜きます。
力任せに外すとツメが破損したり、ボディ側が傷つく可能性があるため、落ち着いてゆっくりと行いましょう。
グリル取り外し後の活用例
グリルを取り外したあとは、次のような用途に活用できます。
- メッキ加工やマットブラックへの塗装カスタム
- LEDイルミネーションやライトバーの装着
- 冷却性能向上のためのメッシュ化
特に法人用途では、企業ロゴの貼り替えやカラー変更も人気があります。
取り付け時の注意点
元に戻す際は、逆手順で取り付ければOKですが、ツメの位置を正確に合わせることが重要です。
一部の車両では、ボルトにワッシャーが付属していたり、順番が決まっている場合もあるため、取り外し時に写真を撮っておくと復元がスムーズになります。
まとめ:DIYでも可能だが慎重に作業を
23エルフのフロントグリルは構造がシンプルなため、DIYでも外すことは可能ですが、部品の破損リスクや再取り付けのズレを防ぐため、作業は丁寧に行いましょう。
不安な場合は、ディーラーや整備工場に相談するのも安心な選択肢です。カスタムや整備の第一歩として、正しい手順を理解した上で挑戦してみてください。
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