中古車を購入する際、特に契約内容や支払い方法を選ぶのは悩ましい選択です。特に残価設定型ローン(残クレ)や一括購入など、支払い方法によって将来の負担が大きく変わる可能性があります。特に大学生であれば、将来の車の買い替えも考慮しながら選択をすることが重要です。
残クレ(残価設定型ローン)のメリットとデメリット
残クレは車の購入時に残価を設定し、契約期間の終了時にその残価を支払うか、車を返却することができます。月々の支払額が少なくて済むため、初期費用を抑えたい方には非常に魅力的です。ただし、契約終了時に残価を支払わないと車を返却することになりますが、返却後に再購入したい場合には新たにローン契約を結ぶことになるため、その後の支払いが続くことになります。
中古車の場合、走行距離が問題に
車の寿命を意識している方にとって、特に走行距離は重要な要素です。中古車の走行距離が多い場合、車両の寿命にどれだけ影響があるかを考える必要があります。シエンタやフリードといったミニバンや、大型車であれば15万キロ近く走ることもありますが、それを考慮して残クレ契約を選ぶのか、一括で購入して長期間使うのかを決めることが大切です。
一括購入と残クレの違い
一括購入の場合、最初に全額支払うため月々の負担はありません。車を長期間使用する予定ならば、一括購入の方がコストを抑えられる場合があります。しかし、残クレは月々の支払いが少なく済むため、その分他の支出に回すことができ、資産を有効活用できます。一方で、残クレは最終的な支払額が一括購入より高くなることがあるので、長期間乗る予定の場合は一括購入の方が良い場合もあります。
大学生の場合:将来の車の買い替えを視野に
大学生であれば、まずは車を買ってからその後の買い替えの時期をどのように決めるかが重要です。もし今後も車を使い続ける予定があれば、残クレの方が短期的には支払いが楽であるため、良い選択かもしれません。しかし、将来的に買い替えが必要であれば、一括購入にすることで支払いの自由度が増し、余計なローンを組まずに済みます。
まとめ
残クレと一括購入のどちらが適切かは、あなたの使用予定期間や経済状況に大きく左右されます。大学生であれば、将来の車の買い替えを見越して、残クレを選ぶことで短期的な負担を減らすことができるでしょう。ただし、車の寿命や走行距離を考慮して、一括購入がより経済的である場合もあります。自分のライフプランに合った選択をすることが重要です。
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