最低地上高12cmと13cmの違いは大きい?雪国・札幌での実用性と注意点を解説

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車の最低地上高が1cm違うだけで、実際の走行や使い勝手に影響するのか——特に北海道・札幌のような雪国では気になるポイントです。この記事では、最低地上高12cmと13cmの違いが実際にどのような影響を与えるのかを、札幌の道路事情を踏まえて解説します。

最低地上高とは何か?

最低地上高とは、車体の最も低い部分と地面との垂直距離のことです。通常、マフラーやサスペンションの一部が基準となります。

道路の段差や悪路、雪道などでは、この地上高が低すぎると車体が地面と接触しやすくなり、破損や走行不能のリスクが高まります。

12cmと13cm、たった1cmの違いは大きい?

一見すると1cmの差は小さく感じますが、実際の走行シーンでは無視できない差になります。例えば、雪の積もった駐車場や除雪が甘い住宅街の道路では、1cmの差でバンパー下部やマフラーが接触するかしないかが決まることがあります。

特に傾斜のある出入り口(例:コンビニの駐車場の縁石)では、12cmだと擦るが13cmなら擦らないといった状況も珍しくありません。

札幌の冬道で重要になる「最低地上高」

札幌では11月下旬から3月にかけて雪道走行が日常的になります。朝晩の除雪状況によっては路面に10cm以上の雪が残ることもあります。そのような場面では、最低地上高が高いほどスタックやバンパーの損傷リスクを減らせます。

実際、札幌のタクシー会社や配送車両では、最低地上高が15cm前後の車両が選ばれている傾向があり、13cmでもやや心もとないという声も。

具体例:札幌在住ドライバーの声

● 札幌市厚別区の40代男性:「12cmのセダンに乗っていましたが、2月の積雪で家の前の坂が上れず13cmのSUVに買い替えました。たった1cmでも違いました」

● 札幌市白石区の30代女性:「13cmあるSUVでも駐車場の段差で擦ることがあるので、12cmは正直選べません」

最低地上高を意識した車選びのポイント

  • 雪国では最低でも13cm以上を目安に
  • 15cm以上あれば比較的安心して冬を越せる
  • 車高調整機能(エアサスなど)がある車種も検討価値あり
  • 車種のレビューや実測値も確認するのがおすすめ

まとめ

最低地上高12cmと13cmの差は、見た目以上に実用性に影響を与えることがあります。特に札幌のような雪深い地域では、その1cmが「走れる/走れない」の分かれ目になることも。日常の快適さと安全性を確保するためにも、地上高の小さな差を軽視せず、ライフスタイルや地域性に合わせた選択を心がけましょう。

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