日産ノートe-POWER NISMO(HE12型)の外装は、個性的なカラーパーツが随所に施されており、その中でもフロントバンパー下部に配されたシルバーの加飾部分は、NISMOらしいスポーティな印象を強調しています。しかし、この部位の塗装色コードが車体色のように明示されていないため、補修やタッチアップを考えるユーザーにとっては戸惑いのポイントです。
e-POWER NISMOの特徴的なエアロパーツ構成
日産ノートe-POWER NISMOは、通常のノートとは異なる専用バンパーやディフューザー、サイドスカートなどを装着しています。これらは基本的に複数色の塗り分けで構成されており、以下のようなカラーパーツが見られます。
- レッドアクセント(カラーコード:AX6など)
- リアバンパー下部:ダークメタリック系(K51など)
- フロントバンパー下部:シルバー系(カラーコード未明示)
問題のシルバー部分は樹脂パーツに塗装が施されていることが多く、一般的な外装色とは異なる扱いになることがあります。
フロントバンパー下部シルバーのカラーコードは非公開が多い
日産の公式なカタログやパーツリストを調べても、このフロント下部のシルバー部分のカラーコードは明記されていない場合が多いです。これは加飾部品扱いで、ボディパーツの一部としてカラーコードが設定されていないことが主な理由です。
一部のオーナーからの報告では、「K23(ブリリアントシルバー)」や「KY0(ダイヤモンドシルバー)」といった近似色を使って補修しているケースがありますが、完全一致を求めるには実車確認や現物合わせが必須です。
実際に補修や塗装を行った事例の紹介
あるオーナーは、バンパー下部を擦ってしまったため、タッチアップペンで補修を試みたとのこと。純正色では近いものがなかったため、ホームセンターで「日産系シルバー」に分類されるタッチペンを数本試し、その中で「KY0」が最も近かったと報告しています。
また、板金塗装業者に依頼した場合は、パーツを取り外して色合わせを行い、近似色を調合して塗装するという対応が一般的なようです。
カラー番号が分からない場合の対処法
カラーコードが不明なパーツを補修したい場合、次のような対処法があります。
- ディーラーにパーツ番号を提示し、カラー仕様の有無を確認
- 塗装業者に実車持ち込みで色合わせ調色を依頼
- 市販の近似色スプレーやタッチアップペンで試し塗り
- 部品単体で注文し、塗装済み状態で交換
日産純正補修部品の中には塗装済パーツとして注文できるものもあるため、パーツ番号を控えて相談するのがスムーズです。
ネットショップやSNSでの情報収集も有効
特にe-POWER NISMOのような限定車種の場合、オーナー同士の情報共有は非常に貴重です。X(旧Twitter)やブログ、YouTubeなどでも補修体験談が多数投稿されており、写真付きで紹介しているケースもあります。
「ノートNISMO フロントバンパー シルバー 補修」「e-POWER NISMO タッチペン」などのキーワードで検索すると、実例を探しやすくなります。
まとめ:カラー番号が不明な場合は近似色で対応を
ノートe-POWER NISMOのフロントバンパー下部シルバー部分は、カラーコードが明示されていないことが多く、補修には工夫が求められます。完全一致を求める場合はプロに相談、軽度の補修なら近似色で対応可能です。
日産ディーラーや塗装業者、オーナーコミュニティの力を借りながら、愛車を美しく保つ工夫をしてみてください。
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