ホンダS660は軽オープンスポーツカーとして根強い人気を誇るモデルで、オーナーの中にはエクステリアにアクセントを加えたいという声も多くあります。中でも人気なのが、タイプR用のエンブレムを流用するカスタム。今回は、S660のフロントに装着する際におすすめのタイプRエンブレム品番や装着時の注意点などを詳しく解説します。
S660とタイプRエンブレムの相性とは?
S660は本来タイプRの系譜ではないものの、そのスポーツ性やホンダらしい走りを楽しめる点で、エンブレム流用を検討するオーナーは少なくありません。特にレッドエンブレムを装着すると、フロントフェイスに強烈なインパクトを与えることができます。
しかし、純正エンブレムと異なるサイズのパーツを取り付ける場合、フィッティングや両面テープの貼り付き具合、曲面とのなじみ方などを慎重に確認する必要があります。
定番のEP3用エンブレムのサイズ感と問題点
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)用のフロントエンブレム(品番:75701-S5T-E01)は、S660ユーザーの間で定番となっていますが、やや小ぶりでサイズが足りないという声があるのも事実です。
このエンブレムはボンネットの丸みに対して浮きが出にくく、取り付けのしやすさという意味では優れていますが、正面から見ると「少し小さい」と感じる人もいます。
FK8型シビックタイプRリアエンブレムの流用とその実例
最近注目されているのが、シビックタイプR(FK8型)のリアエンブレム(品番:75701-TGH-A01)の流用です。これは本来リア用ですが、S660のフロントに装着してもサイズバランスが良く、デザイン面でも違和感がないという報告があります。
実際に装着したユーザーからは「Rの文字も自然に収まり、両面テープも浮かない」といった感想もあり、フィッティング面では非常に良好です。FK8用はEP3用より若干大きめで、視覚的な存在感を求める方には適していると言えるでしょう。
装着時の注意点とポイント
タイプRエンブレムの装着は、元のエンブレムの取り外しとボンネット側の下地処理が重要です。3D曲面に対応した強力両面テープを使用し、圧着時間をしっかり確保しましょう。
また、社外品を使用する場合には寸法の誤差がある可能性もあるため、できる限り純正品(ホンダ純正部品)を使うことをおすすめします。見た目はもちろん、耐候性や接着力も純正品が安心です。
他におすすめのエンブレム流用パターン
EP3やFK8以外にも、ユーロR(CL7/CL9)やアコードタイプS用の赤エンブレムを使用するユーザーもいます。これらは若干の加工が必要なケースがあり、特にボンネットのR形状との相性を見極める必要があります。
車両によって微妙な形状差異があるため、ボンネットの湾曲具合に合うよう、エンブレム背面を温めて成形するというテクニックも一部では行われています。
まとめ|S660に最適なタイプRエンブレムを選ぶには
S660のフロントに装着するタイプRエンブレムとしては、サイズバランスと装着性から見て「FK8型シビックタイプRのリア用(品番:75701-TGH-A01)」が現時点で最もおすすめの選択肢といえます。
純正よりもわずかに大きいものの、装着実績もあり、スタイリングのアップグレードにはぴったりです。DIYでの取り付けも可能ですが、しっかりと位置決めや圧着を行うことで、美しい仕上がりが期待できます。
今後もホンダS660のカスタムの幅は広がっていくと予想されます。細かなディティールの変化が全体の印象を大きく左右するからこそ、こうしたカスタムにこだわる価値があります。
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