原付バイクにかかる毎月の維持費はいくら?免許・車体購入後にかかる費用をわかりやすく解説

運転免許

原付バイクは初期費用が比較的安く、日常の移動手段として非常に人気があります。免許代が約1万円、車体が5万円程度で手に入るとすれば、あとは気になるのは「毎月どれくらいの費用がかかるのか?」という点です。この記事では、原付の維持にかかる月額費用を項目別に具体的に解説します。

原付バイクの維持費の主な内訳

原付に乗るうえで毎月(あるいは年間で)必要になる主な維持費は以下の通りです。

  • ガソリン代
  • 自賠責保険(強制保険)
  • 任意保険
  • メンテナンス費
  • 駐車場代(ある場合)

これらを踏まえて、平均的な金額を算出していきましょう。

ガソリン代:通勤や通学なら月1,000円〜2,000円程度

原付バイクの燃費は非常に良く、1リットルあたり40〜50km以上走るモデルもあります。たとえば1ヶ月に300km走るとして、必要なガソリンは約6〜7.5L。1Lあたり170円と仮定すると、月額ガソリン代はおよそ1,200円程度です。

移動距離が多い人でも2,000円前後が一般的な上限です。

自賠責保険:年単位で支払い、月割りで計算可能

原付の自賠責保険は、たとえば12ヶ月で7,070円(2025年時点)です。これを月額にすると約590円。なお、3年契約などで加入すると割安になります。

この保険は法律で加入が義務づけられているため、必ず必要な費用です。

任意保険:加入するかで費用に差が出る

任意保険は未加入でも法的には問題ありませんが、事故の際の補償が非常に手厚くなるため加入をおすすめします。ファミリーバイク特約(家族の自動車保険に追加)であれば、年間8,000円〜15,000円前後で利用可能です。

月換算すれば約700〜1,250円ほど。単独で契約する場合はもう少し高くなります。

メンテナンス・消耗品代:年1万円前後を想定

タイヤ、オイル、ブレーキパッドなどの消耗品交換を含めると、年間10,000円前後が目安。これを月換算すると約800円ほどです。

走行距離が少なければさらに安く抑えることも可能ですが、メンテナンスは安全に直結するため、ケチらず適切な整備を心がけましょう。

駐車場代:地域差が大きい

駐車場代は地域によって大きく異なります。地方であれば無料または数百円程度、都市部では月3,000〜5,000円以上することもあります。

家に駐輪スペースがある方は、この費用は0円で済むので大きな節約ポイントです。

毎月の原付維持費まとめ(想定)

項目 月額目安
ガソリン代 1,200円
自賠責保険(12ヶ月契約) 590円
任意保険(特約利用) 900円
メンテナンス代 800円
駐車場代(あれば) 0〜3,000円

上記を合計すると、毎月およそ3,500円〜6,500円前後が平均的な維持費となります。

まとめ:原付バイクは維持費の安さが大きな魅力

免許代や車体費用がリーズナブルなだけでなく、維持費も非常に低コストなのが原付バイクの最大のメリットです。任意保険や駐車場代の有無で金額は変わりますが、月3,000〜6,000円台で運用できるため、学生や初めてのバイクユーザーにもぴったりです。

維持費を事前に把握しておくことで、安心して原付生活をスタートできるでしょう。

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