バイクでスマホを充電できるシガーソケットは非常に便利ですが、突然使えなくなるトラブルも少なくありません。特にPCX125(JF81型)で同様の現象に遭遇するケースは多く、原因として「ヒューズ切れ」が疑われます。この記事では、その確認方法から修理の流れ、費用の目安まで詳しく解説します。
シガーソケットが使えなくなる主な原因
まず考えられるのがヒューズ切れです。シガーソケットは電装品としてバッテリーから電源を引いており、過電流やショートが発生した際にはヒューズが飛ぶ仕組みになっています。特に大容量のUSB充電器や、純正外のアクセサリーを使っていると、ヒューズに負担がかかることがあります。
その他には、ソケット内部の腐食、断線、コネクターの抜けなども原因となりますが、まずはヒューズの確認から始めるのが基本です。
ヒューズの場所と交換方法(PCX125 JF81)
PCX125(JF81)のヒューズボックスは、車体左側のシート下にあります。シートを開けて、サイドカバーを外すとヒューズボックスが見つかります。
「ACC」や「DC OUT」と書かれた10Aのヒューズが、シガーソケットに対応するものです。目視で金属部分が切れていないかを確認し、切れていれば同じアンペア数の新品ヒューズに交換しましょう。
ヒューズ交換で直らない場合のチェックポイント
ヒューズを交換しても復旧しない場合は、以下の点をチェックしてください。
- 配線が抜けていないか
- ソケット側の端子が腐食していないか
- USB充電器自体が壊れていないか
テスターがあれば、通電チェックをして原因を絞り込むことができます。DIYでの対応が難しいと感じたら、無理せず修理店に相談しましょう。
個人のバイク屋に頼んでも問題ない?
もちろんOKです。むしろ個人の整備工場やバイク屋の方が、こうした電装系の小トラブルに柔軟に対応してくれることが多いです。特にヒューズ交換や配線チェック程度であれば、ディーラーに持ち込むよりも早く・安価に済む傾向があります。
ただし、電源まわりの配線を大きくカスタムしている場合は、バイクの仕様に精通しているショップを選ぶと安心です。
修理費用の目安と時間
ヒューズ交換だけなら工賃込みで500〜1,500円程度で済むことが多いです。自分で交換すれば数百円で済みます。
もし配線の修正やソケットの再設置が必要な場合は、内容によっては2,000〜5,000円程度の修理費がかかる可能性があります。時間は混雑していなければ30分〜1時間ほどで完了するでしょう。
まとめ:ヒューズ切れなら簡単に直せる可能性大
PCX125のシガーソケットが突然使えなくなったら、まずはヒューズの確認を。自分でも簡単にチェックでき、交換も手軽です。費用も高くないため、慌てず一つずつ原因を探ることが大切です。
どうしても原因がわからない場合は、信頼できる個人バイク店に相談してみるのも有効です。日常的にスマホを充電するライダーにとっては、安心・快適な走行のためにも早めの対処がポイントです。
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