NSR75と現代の4スト125ccミッション車を比較|速さと楽しさの違いとは?

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バイク選びで「速さ」と「楽しさ」は重要なポイントです。特に旧車と現行車を比較する場合、それぞれの魅力が異なります。本記事では、2ストロークの名車「NSR75」と、近年の4ストローク125ccミッション車(例:CB125Rなど)を比較し、どちらがより速く、楽しいと感じられるのかを解説します。

NSR75とは?2ストロークスポーツの魅力

NSR75は1980〜1990年代に登場したホンダの2ストロークスポーツバイク。軽量なボディに高回転型エンジンを搭載し、キビキビした加速感が魅力です。特に回転数を上げてからのパワーバンドに入ったときの加速は、現行の4ストモデルでは味わえない刺激を提供します。

実際のスペックとしては、車重約100kgに対して約13馬力前後。最高速はメーター読みで100km/h超えも可能で、峠やワインディングでの扱いやすさにも定評があります。

現代の4スト125ccミッション車の特徴

CB125Rなどの現行4スト125ccモデルは、環境性能や耐久性、安全性に優れた設計が魅力です。加速性能はマイルドですが、燃費性能や整備のしやすさでは圧倒的に優れています。

また、デザイン性の高さやABS標準装備など、初心者でも安心して乗れる装備も充実しており、通勤や街乗りには最適です。パワーは約12馬力、最高速は100km/h程度で、日常ユースには十分な性能を備えています。

速さだけで見るなら?

瞬間的な加速力ではNSR75に軍配が上がります。2ストならではの「一気に吹け上がる感覚」は、スポーツライディング好きにはたまらないポイントです。

ただし、最高速では車両状態やセッティングに左右されやすく、どちらも100km/h前後でほぼ同等。長距離や高速巡行には、トルク感が安定している4ストの方が疲れにくいでしょう。

楽しさはどちらが上?

「操る楽しさ」ではNSR75が有利。回転数を維持しながらコーナーを攻める感覚や、ピーキーな特性はライダーのスキルを試される一方、上達を感じやすいです。

一方で、CB125Rなどは「いつでも安心して走れる気楽さ」が楽しさの一部となります。疲れにくく、日常的な使い勝手の良さも楽しさの一要素です。

それぞれのバイクが合うライダー像

  • NSR75:エンジンを回すのが好き/整備に手間をかけるのが苦でない/趣味性重視
  • CB125Rなど:通勤や街乗りメイン/維持費や燃費を重視/現代的な安全装備が欲しい

ライフスタイルや使用目的に応じて、どちらのバイクが合っているかは変わります。

まとめ|旧車と現行車、それぞれの魅力を知って選ぼう

NSR75は軽快さと刺激的な走行性能が魅力の2ストスポーツ、CB125Rなどの4スト現行車は燃費や快適性、実用性に優れたモデルです。どちらが「速くて楽しいか」はライダーの価値観によって異なります。

刺激を求めるならNSR75、バランスと信頼性を求めるならCB125Rがおすすめです。自分の楽しみ方に合った1台を見つけて、バイクライフを存分に楽しんでください。

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