月収15万円のフリーターでも車は買える?中古車購入と維持費のリアルなシミュレーション

中古車

「月収15万円だけど車を持ちたい」と考えている方は少なくありません。特に地方在住の方にとって車は生活の足ともなるため、必要不可欠な存在です。この記事では、月収15万円前後のフリーターでも現実的に中古車を購入し維持していけるのかを、費用の内訳やシミュレーションを交えて解説します。

50万円の中古車を分割購入する際のポイント

中古車をローンで購入する場合、自己資金なしで全額ローンを組むと仮定すると、一般的に金利は4%~7%程度になります。仮に50万円を3年ローン(36回)・金利6%で借りた場合、毎月の返済額はおよそ15,200円前後になります。

ただし、中古車の購入には本体価格のほかに「諸費用(登録費用、車検、税金など)」がかかり、これが5万〜10万円ほど加算されることが一般的です。諸費用もローンに含めるか、別途現金で用意しておく必要があります。

車の維持費はいくらかかる?主なコストをチェック

  • 自動車保険:年齢や等級によって異なりますが、任意保険は月5,000〜10,000円程度が目安。
  • ガソリン代:通勤や日常使用で月6,000〜10,000円前後。
  • 駐車場代:都市部では月1万円以上かかることも。実家住まいなど無料なら大きな節約に。
  • 自動車税:軽自動車で年10,800円、普通車で25,000円以上。
  • 車検・メンテナンス:年あたり平均5万〜10万円程度(車検を2年おきと仮定)。

これらを合計すると、月あたりの維持費は軽自動車で1.5万〜2万円、普通車で2万〜3万円程度が目安です。

月収15万円で車は維持できるのか?シミュレーションしてみた

以下は、軽自動車を購入し3年ローンで返済する場合のシミュレーションです。

費用項目 月額
ローン返済 15,000円
ガソリン代 7,000円
任意保険 6,000円
自動車税・メンテ等(月割) 4,000円
合計 32,000円

月収15万円に対して、車関連に約3万円前後を充てると考えると、生活費を抑えれば何とかやりくりは可能です。特に実家住まいや駐車場無料であれば現実的といえるでしょう。

生活コストの見直しで実現可能に

フリーターでも車を所有できるかどうかは、車種の選定と生活費のバランスがカギになります。維持費のかからない軽自動車を選ぶ、駐車場が無料の場所に住む、保険は見積もりサイトで比較するなどの工夫が大切です。

たとえば、車両価格30万円以下のコンパクトカーを現金一括で購入する方法も選択肢の一つです。これによりローンの利息負担がなくなり、毎月の固定費を大きく抑えることができます。

支出管理に自信がないならカーリースやレンタカーという選択肢も

「ローンや維持費が心配」という方には、月額定額で車を借りられるカーリースも検討できます。税金・保険・車検代込みで1〜2万円台から利用可能なプランもあり、突発的な出費が避けられる点が魅力です。

また、平日ほぼ使わず週末だけの利用であれば、レンタカーやカーシェアの方がトータルコストが安くなることもあります。

まとめ:収入に合ったスタイルで「車のある生活」は実現できる

月収15万円のフリーターでも、軽自動車やコンパクトカーを選び、支出管理に気を配れば車の所有は可能です。大切なのは「欲しい車」ではなく「持ち続けられる車」を選ぶこと。現実的な維持費をシミュレーションし、無理のない返済計画を立てましょう。

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