個性的なスタイルとカスタムの自由度の高さで人気のホンダ・ズーマー(ZOOMER)50cc。これから原付免許を取得しようとしている人にとって、ズーマーは初めての相棒としても魅力的な選択肢です。しかし「10万円で足りるの?」「改造したいけどどんなベース車がいい?」といった疑問もあるはず。この記事では、中古でズーマーを購入する際のポイントや改造に向いている個体の選び方、おすすめの販売店などを詳しく紹介します。
ズーマーの魅力と特徴
ズーマーはホンダが発売した個性派50ccスクーターで、極太タイヤとシンプルなフレーム構造が特徴です。カスタムベースとしても人気が高く、外装を外してスカチューンにしたり、シートを交換したり、社外マフラーを装着するなど多彩な楽しみ方があります。
また、エンジンはAF58型で信頼性が高く、純正パーツの流通も多いため、初心者でも比較的手を出しやすいのが魅力です。
ズーマーは乗り出し10万円で買えるのか?
乗り出し10万円以内で購入できるズーマーは、探せば存在しますが、年式が古く走行距離が多めだったり、外装にキズやサビがある個体が多くなります。原付は登録や保険の手続きが簡単なため、個人売買(ジモティー・ヤフオクなど)やアウトレット車両を扱うバイク店を利用することで予算内に収めやすくなります。
ただし、整備状態やバッテリーの劣化などには要注意。購入後に予想外の整備費がかかることもあるため、できれば「整備済」「保証あり」の車両を選ぶと安心です。
水曜日営業の中古バイク店を探すには?
バイク店は水曜定休のところが多いですが、近年はネット通販に力を入れる店舗も増え、水曜営業のショップも見つけやすくなっています。たとえば、全国展開しているGooBikeやバイクブロスなどで営業日を確認した上で問い合わせるのがおすすめです。
また、関東圏では「Red Baron」や「SOX」、「バイク王」の一部店舗が水曜も営業しており、実車確認や即納も対応しています。公式サイトで営業カレンダーを確認してから来店するとスムーズです。
改造ベースとしておすすめのズーマーの選び方
ズーマーを改造したい場合は、なるべくノーマル状態に近い車両を選びましょう。既に改造されている車両は、パーツの選定や配線処理にクセがあることが多く、自分好みに一から仕上げるには不向きです。
おすすめのカスタムは、フレームむき出しの「スカチューン」、社外シートのローダウン化、LEDライト化、社外マフラー装着など。これらは比較的安価に始められ、見た目の変化も大きいため初心者でも満足度が高いです。
カスタム予算と注意点
10万円で車体を購入した場合、カスタム費用は最低でも追加で3〜5万円を見込んでおくと安心です。特に足回り(タイヤやブレーキ)など走行に関わる部分は妥協せず、安全を優先しましょう。
また、あまりに過激な改造(シートカット、マフラー音量増加など)は法的に問題がある場合もあるため、公道使用前提なら車検基準や保安部品の装着に注意が必要です。
まとめ:ズーマーは10万円でも手に入るが、選び方と整備がカギ
ズーマー50ccは個性的でカスタムの自由度が高く、原付入門にも最適なモデルです。乗り出し10万円での購入も可能ですが、整備状態やパーツ交換費用を考慮して、信頼できる販売店やプライベート整備ができる環境を整えておくことが成功のポイントです。
改造を楽しむためにも、まずはベースとなる車両をしっかり選び、自分だけのズーマーライフをスタートさせましょう。
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