最初に取るべきバイク免許は?原付二種と普通二輪の違いと選び方を徹底解説

運転免許

バイクに乗り始める際、どの免許を取得するべきかは悩みどころです。特に学生で費用に限りがある場合や、将来的にステップアップを考えている場合は慎重な選択が求められます。本記事では、ハンターカブなどの原付二種からスタートして、いずれは400ccバイクへと進みたい方に向けて、免許の選び方やそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

原付二種免許とは?

原付二種とは、排気量が51cc~125ccのバイクに乗れる小型二輪免許のことを指します。通勤や通学、街乗りなどに向いており、維持費や保険料も安価です。

代表的なバイクには、ホンダ・CT125ハンターカブ、スーパーカブ110、ヤマハ・アクシスZなどがあります。取り回しが軽く、燃費も優れているため、学生や初心者にも人気があります。

普通二輪免許の特徴と魅力

普通二輪免許を取得すれば、125cc〜400ccまでのバイクに乗ることができます。これにより、選べるバイクの幅が大きく広がり、ツーリングやキャンプにも最適な中型バイクにステップアップできます。

例としては、ヤマハ・SR400、ホンダ・CB400SF、スズキ・ジクサー250などが挙げられます。車格やパワーが増すことで、高速道路の走行や長距離移動も快適になります。

免許取得費用と時間の比較

免許の種類 取得費用(目安) 教習時間(MT)
小型二輪MT(原付二種) 約9~12万円 技能教習12時限+学科1時限
普通二輪MT 約12~16万円 技能教習19時限+学科1時限

価格差はおおよそ3万円前後ですが、普通二輪を先に取得しておくことで、後からの免許取り直しの手間が省けます。

用途別に見るおすすめの免許選び

もしあなたのバイクの主な用途が「街乗り」や「近距離の通学・通勤」であれば、原付二種でも十分対応可能です。ハンターカブは積載性も高く、キャンプなどにも適しています。

一方で「いずれはロングツーリングや高速道路での移動」「400ccバイクに乗りたい」という願望が明確にある場合は、最初から普通二輪を取得するのがコスト面でも時間面でも合理的です。

実例:学生ライダーの選択とその後

大学生のAさんは、最初に小型二輪免許でスーパーカブに乗り始め、1年後に普通二輪免許へステップアップ。追加で約10万円を支払い、再度教習所に通うことになりました。

対してBさんは、最初から普通二輪免許を取得し、当初はハンターカブに乗っていましたが、社会人になってからすぐにCB400に乗り換え。免許を取り直す手間がなく、結果的に費用も抑えられました。

まとめ:目的と将来像で決めるのがベスト

どの免許を最初に取るべきかは、現時点での使用目的と将来的な展望のバランスで決めるのが最も効率的です。

  • 今すぐ乗りたい・費用を抑えたい → 原付二種
  • 将来的に400ccに乗るつもり・長期的に見て効率重視 → 普通二輪

バイクは長く付き合っていく趣味・移動手段です。将来の自分の姿を思い描きながら、後悔のない選択をしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました