タントカスタムLA600のエンジン停止後に聞こえる異音の原因と対処法とは?

車検、メンテナンス

タントカスタムLA600に乗っていると、エンジン停止後に「キュイ」という異音が聞こえるといった相談がたびたび見られます。ウォーターポンプやベルトの張り調整など、整備後にも同様の音が再発するケースもあるため、不安に感じる方も多いでしょう。この記事では、そのような異音の原因や考えられるパターン、そして適切な対応策について詳しく解説します。

エンジン停止後の「キュイ音」はどこから?

エンジンを停止した後に「キュイ」といった金属音や鳴きが聞こえる場合、多くは補機類やベルト周りからの音である可能性があります。中でも以下のような箇所が原因になりやすいです。

  • ウォーターポンプの軸受部
  • ベルトの摩耗・締めすぎ
  • アイドラー(テンショナー)プーリーの不良
  • オルタネーターのベアリング劣化

これらの部品はエンジンの停止時や惰性で動いている際にわずかな異音を発することがあります。新車や新古車、または整備後すぐの車両でも起こり得る現象です。

ウォーターポンプやベルト交換しても再発する理由

実際にウォーターポンプを交換しても異音が再発する場合、他の部品が原因になっている可能性も考えられます。特に多い原因としては以下のような例が報告されています。

1. ベルトの張りすぎ・緩み
整備時にベルトのテンションが規定より強すぎると、プーリーに負荷がかかり異音が出ることがあります。

2. アイドラプーリーのガタつき
テンショナーの内部にあるベアリングの摩耗で、「キーッ」というような高音の異音が出ることがあります。ウォーターポンプの交換では解消しません。

タントカスタムLA600の特有の傾向か?他のオーナーの声

LA600系のタントは軽自動車としては高機能なモデルですが、静粛性に関してはエンジン構造や補機類の配置上、完全に無音というわけにはいかないようです。

実際に他のオーナーからも「エンジン停止後の小さな音が気になる」「納車時から鳴っていたが故障ではないと説明された」といった声も見られます。つまり、完全に異常とは限らず、ある程度の個体差や仕様として受け止めることも選択肢となります。

異音がするが走行に問題はない?判断ポイント

異音がしても走行に支障がない場合、次のような点を確認して経過観察するという方法もあります。

  • 走行中の加速・減速に異常がないか
  • 冷却水やエンジンオイルの漏れがないか
  • 異音が次第に大きくなる傾向があるか

特に問題がない場合、異音が一定範囲内に収まっていれば、必ずしも修理を要するとは限りません。

異音の記録と再発時の対応策

どうしても気になる場合は、スマートフォンなどで異音を録音・記録しておくと良いでしょう。再度ディーラーや整備工場に相談する際に役立ちます。

また、異音が出るタイミング(エンジン停止直後、冷間時、温間時など)をメモしておくことで、メカニックの診断精度も高まります。

まとめ:軽微な異音でも「気になる」なら納得できるまで確認を

タントカスタムLA600のような軽自動車でも、エンジン停止後にわずかな異音がするケースは少なくありません。ウォーターポンプやベルトの交換で改善しない場合も、他の補機類や構造的な要因があるため、必ずしも「異常」とは言えないこともあります。

しかし、気になるのであれば遠慮なく再度点検を依頼し、納得がいくまで確認することが安心に繋がります。音が記録できるなら録音して持参し、第三者の意見も参考にしながら慎重に対応を進めましょう。

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