医療・福祉施設向け鋼製折れ戸「カイラクエン」は廃番となって久しく、メーカーも対応を渋る中、有効な部品調達方法をご紹介します。
📌 ①廃番部品調達の第一歩:型番と部品情報を把握する
必要なのは、製品の型番(例:「カイラクエン」)や該当部品の名称・サイズ・使用箇所などの詳細情報です。
型番がわかれば、修理専門業者への相談時にスムーズに話が進められます。
②リサイクルショップや中古部品専門業者を活用
建築資材やハードウェアのリサイクル業者、オークションサイト(ヤフオク、モノタロウ等)では、廃番部品が見つかる可能性があります。
中古であっても、互換性や状態次第で十分に使えることがあります。複数業者に問い合わせることが鍵です。
③シャッター修理専門業者に代替提案を依頼
メーカー対応が難しいなら、シャッター修理専門の中小業者へ相談を。
同種類・同機能の汎用部品で代替できる場合があり、「これで機能維持できます」と提案されることも。
④地域の建築設備関連団体やネットワークを活用
地元の建築設備協会やDIY系コミュニティなどに情報や部品持ち品がある場合があります。
同じ製品を扱ったことがある別の施設との接点が見つかることも。
⑤最終手段:汎用品DIY改造や再設計
代替品も見つからない場合、プロに相談し、既存の金具やパーツを加工・組み合わせて、機能の再現を目指します。
※技術者を介してプロトタイプ改良する方法も検討の余地があります。
🧩まとめ:廃番部品にも“道”はある
カイラクエンのような廃番製品はメーカーも手を引くことがありますが、方法は複数あります。
①型番・部品仕様の把握 → ②中古やリサイクル部品探索 → ③専門業者で代替提案 → ④ネットワークで情報収集 → ⑤DIY/再設計。
可能性を広げるために、まずは必要部品の正確な情報を用意して一歩踏み出してみましょう。
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