ナンバー無し中古車の手続き順序|車庫証明と車検はどちらが先?

中古車

ナンバーが付いていない中古車を購入した場合、登録・車検・車庫証明といった複数の手続きを踏まなければなりません。特に「車庫証明」と「車検」はどちらを先に行うべきか悩む人が多いポイントです。本記事ではその正しい順序と注意点を詳しく解説します。

ナンバー無し中古車の登録手続き全体の流れ

ナンバーがない中古車の登録には、以下のステップが必要です。

  • ① 車庫証明の取得
  • ② 仮ナンバーの取得(必要に応じて)
  • ③ 継続車検の実施
  • ④ 名義変更・登録・ナンバー取得

この流れを間違えると再手続きが必要になり、時間と費用が余計にかかるため要注意です。

車庫証明が最優先になる理由

登録時には、車庫証明書が必要書類のひとつです。したがって、まず最初に車庫証明を取得する必要があります。

車庫証明は、警察署で申請し取得までに通常3〜7日程度かかるため、早めに動くのがベストです。

仮ナンバーが必要なケースとは

ナンバーがない車は公道を走れません。車検場まで車を運転して持ち込む場合は、市区町村役場で「仮ナンバー(自動車臨時運行許可)」を申請して取り付ける必要があります。

仮ナンバーの有効期限は最大5日間なので、その間に車検と登録手続きを済ませましょう。

車検はいつ実施すべきか?

車庫証明を取得した後、次に実施すべきは車検です。ナンバーが付いていない状態で車検を受けるためには、仮ナンバーが必要です。

陸運局または指定工場(民間車検場)に車を持ち込み、継続検査(ユーザー車検)を受けるか、代行業者を利用しても構いません。

登録・名義変更・ナンバー取得で完了

車検に合格したら、最後に運輸支局で登録手続き(名義変更)とナンバー取得を行います。

この時点で正式なナンバーが交付され、車は晴れて公道を走行可能となります。

手続きに必要な書類一覧

  • 車庫証明書
  • 車検証(検査後)
  • 印鑑証明書(個人の場合3ヶ月以内)
  • 譲渡証明書
  • 委任状(代行する場合)
  • 住民票または法人登記簿謄本

これらは事前に準備しておくことで、手続きをスムーズに進めることができます。

まとめ:まずは車庫証明の取得から始めよう

ナンバー無し中古車の購入後に必要な手続きは複雑に見えますが、基本の流れは「車庫証明 → 車検(仮ナンバー) → 登録・ナンバー取得」です。

とにかく「車庫証明」が最初のカギになりますので、納車前に早めに申請を始めましょう。分からない部分があれば、行政書士や自動車登録代行業者に相談するのもひとつの方法です。

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