新車のジムニーが届いたら、次に考えたくなるのがカスタムです。特に街乗りがメインながら、週末はキャンプや林道ドライブも楽しみたいという使い方には、バランスの取れたカスタムが欠かせません。この記事では、初心者にもわかりやすく、無駄のない実用的なジムニーカスタムのポイントをご紹介します。
街乗り8割&林道2割に最適なリフトアップの高さ
リフトアップは見た目の迫力と走破性を向上させる人気カスタムですが、街乗り重視なら1〜1.5インチ程度が理想です。2インチ以上になると乗り心地や直進安定性に影響が出ることも。
例として、JAOSやモーターファームなどの1.5インチアップキットは、ダンパー性能やスプリングバランスに優れており、オンロード性能を損なわず林道にも対応できます。
おすすめのタイヤサイズと銘柄は?
純正タイヤ(175/80R16)から一回り大きい185/85R16や195R16に変更するだけでグリップ力と見た目が向上します。定番はTOYOのオープンカントリーR/TやBFグッドリッチのT/A KO2。
ただし、これらを装着するにはリフトアップやフェンダー干渉対策が必要になるケースもあるため、バランスが重要です。街乗りが多いなら静粛性にも配慮しましょう。
初心者でも失敗しない外装カスタム
林道走行時の飛び石や傷を防ぐには、サイドステップやマッドフラップの装着がおすすめです。実用性も高く、キャンプ場でも役立ちます。
フロントグリルやヘッドライトガーニッシュなども人気ですが、車検対応かどうか、視認性に影響が出ないかを確認しておきましょう。
実際に使ってよかった内装カスタム
キャンプやスキーを視野に入れるなら、荷室の床張りやラゲッジマット、収納ネットが大活躍します。雪や泥がついたギアを積むときにも安心です。
また、スマホホルダーやUSBポートの増設、ルームランプのLED化など、ちょっとしたカスタムでも快適度が大きく変わります。
不要だったと感じたカスタム例
逆に、街乗り中心であれば「オーバースペックだった」と感じるパーツもあります。たとえば、ハードなロックスライダーや大型ウインチなどは、重量が増えて燃費が悪化するだけで、実用性が低くなる場合も。
また、過度なホイールオフセットやオーバーフェンダーも、車検非対応やハンドルの取られやすさの原因になりがちです。
まとめ:ジムニーカスタムは「ちょい上げ」&「実用性」がカギ
ジムニーのカスタムは選択肢が豊富で迷いがちですが、街乗り8割・林道2割という使用バランスを意識することで、無駄なく快適な仕様に仕上げられます。
リフトアップは1〜1.5インチ、タイヤは静粛性と見た目のバランス、内装は荷物の積載性と快適性向上を意識するのがポイントです。初めてのカスタムはワクワクする分、冷静な判断も大切にしたいですね。
コメント