愛車を長く美しく保つためには、小さな飛び石や点サビへの早めの対処が重要です。しかし市販の錆取り材は大容量が多く、「こんなにいらない」と感じる方も少なくありません。この記事では、少量でコスパの良い錆取り材を紹介しながら、飛び石や点サビに適した補修方法について解説します。
なぜ早期のサビ補修が必要なのか?
車のボディは塗装とクリア層で守られていますが、飛び石などで塗装が欠けると、鉄板が露出して錆が発生します。このまま放置するとサビが広がり、板金塗装が必要なほど重症化する恐れもあります。
点サビは一見目立ちにくいですが、内部で進行している場合もあるため、見つけたらすぐに対処するのが鉄則です。
小面積のサビにおすすめの少量タイプの錆取り材
サビ取り材は用途や成分により様々ですが、小補修に適した少量タイプとしては以下が人気です。
- Holts サビチェンジャー ミニ(MH116):内容量30gで800円前後。小面積用で経済的。
- ワコーズ ラストリムーバー(試供ボトル):少量からテスト用に最適。入手先は限られるが信頼性高。
- スリーボンド 錆取り剤(ペーストタイプ):チューブ式で必要分だけ使える便利さ。
100g以下の小容量タイプを選べば無駄も少なく、保存にも便利です。
実践:飛び石・点サビの簡単な補修手順
以下はDIYでの補修手順です。
- サビの周囲をマスキングテープで囲む
- 綿棒などで錆取り材を塗布(説明書に従って放置)
- サビが除去されたら水拭きで中和
- 乾燥後、タッチアップペンで補修
- 乾いたらクリアを塗り、コンパウンドで軽く磨く
天候が良い日を選ぶと作業がスムーズで、仕上がりも安定します。
補修後に気をつけたいこと
補修後1週間程度は洗車機を避け、手洗い洗車にしましょう。また、タッチアップ部分が馴染むまではワックスやコーティング剤の使用も控えると無難です。
定期的に補修箇所を観察し、サビの再発がないか確認することも大切です。
補修材を買うときのポイント
少量で安価な製品はドラッグストアやホームセンターには少ないため、ネット通販での購入がおすすめです。レビューも参考になるほか、配送スピードも早く、補修を思い立ったときすぐに始められます。
一部カー用品店では「お試し用のミニパック」や「スタッフと一緒に試す」サービスを提供している場合もあるので、近くに店舗がある方は確認してみてください。
まとめ:サビは早めに、手軽に対処できる時代
飛び石や点サビのような小さなトラブルでも、早めに補修することで車の価値や美観を保つことができます。最近では少量かつ高性能な錆取り材も多く、DIY初心者でも十分対応可能です。
ぜひ今回紹介した製品や方法を参考に、愛車のメンテナンスに役立ててください。
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