普通二輪教習のスケジュールがズレたときの卒検スケジュールと延泊リスクを解説

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普通二輪の合宿教習では、カリキュラムが厳密に組まれており、最短日数での卒業が理想とされていますが、実際には技能教習が予定よりも1〜2時間延びることも珍しくありません。今回は、最短スケジュールより1時間多くかかっている場合の卒検スケジュールや、延泊の可能性について解説します。

技能教習の進み具合と「みきわめ」について

技能教習の第1段階および第2段階の最終には、必ず「みきわめ」があります。これは卒業検定を受ける前にインストラクターが技能の到達度を確認し、「検定を受けても大丈夫か」を判断する重要な工程です。

みきわめが完了していなければ、原則として卒業検定には進めません。しかし、教習所によっては当日朝にみきわめを実施し、そのまま午前中に卒検を受けるケースもあり、柔軟に対応してくれることもあります。

予定表に「みきわめ」の時間がない場合

予定表に明示的な「みきわめ」時間が記載されていない場合でも、実際には次回の教習時に「みきわめ」を兼ねている可能性があります。インストラクターが口頭で「次回がみきわめね」と伝えることもあります。

特に「明日は検定だね」「がんばってね」といった発言がある場合は、延泊を前提としていない進行の可能性が高く、不安があれば事務局で確認しておくと安心です。

卒業検定当日の流れ

合宿免許では、朝一番で「みきわめ」を行い、その後に卒業検定を受ける流れが一般的に組まれている教習所もあります。これは、短期集中型のスケジュールの中で効率良く教習を進めるための方法です。

つまり、当日にみきわめと卒検を連続して行うという構成も十分にあり得ます。ただし、万が一みきわめで「不合格」と判断されれば、卒検は受けられず、1日以上の延泊が確定します。

延泊の可能性と対策

延泊の必要性があるかどうかは、みきわめの通過ができるかどうかにかかっています。現時点で技能教習が最短より1時間オーバーしていても、みきわめで問題がなければそのまま検定へ進めます。

心配な場合は、以下の行動をおすすめします。

  • 教習所の受付でスケジュールを確認する
  • インストラクターに進捗を直接聞く
  • 延泊に備え、1日分の準備をしておく

不安を減らすためには、事前確認と心構えが大切です。

まとめ

技能教習のスケジュールが最短より延びていたとしても、翌朝にみきわめ→卒業検定という流れで進行する教習所もあり、必ずしも延泊になるとは限りません。大切なのは「みきわめをパスできるかどうか」です。教習所によって運用が異なるため、事務局や教官に確認し、必要があれば延泊の準備をしつつ、心の余裕を持って卒検に臨みましょう。

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