トヨタルーミーに3列シートは実現可能か?超コンパクト3列ミニバンの可能性を探る

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トヨタのルーミーは、ハイト系コンパクトカーとして人気を集めていますが、ユーザーの中には「ルーミーに3列シートがあれば…」と望む声も少なくありません。かつて存在した日産キューブ3列シートモデルのように、ルーミーも少し手を加えれば3列化できるのでは?と思ったことはありませんか?この記事では、ルーミーを3列シート化する可能性と、今後登場が期待される超コンパクト3列車の動向を解説します。

トヨタルーミーの基本サイズと車内空間

ルーミーは全長3,700mm前後、全幅1,670mm前後、全高1,735mmというボディサイズを持ち、取り回しが良く都市部でも使いやすいモデルです。室内長は2,180mmと同クラスの中でもトップクラスの広さを誇ります。

ただし、現在のレイアウトでは2列シート5人乗りが標準で、3列目を追加するだけのスペースは設けられていません。

全長を延長すれば3列シートは可能?

仮にルーミーの全長を約20cm延長して3,900mm程度にした場合、座席配置次第では3列シート化も理論上は不可能ではありません。実際、3列シートを採用しているトヨタ・シエンタの全長は4,260mmで、ミニバンの中でも比較的小柄です。

したがって、短めの3列目を装備した「ミニ・ミニバン」としてルーミーベースの3列仕様が開発される可能性も、ゼロではないといえるでしょう。

日産キューブ3列シートモデルとの比較

日産は2003年に「キューブキュービック」という3列シート仕様を発売していました。全長は3,900mmと、標準のキューブよりも約170mm長く、コンパクトながらも7人乗りを実現していました。

このように、ボディを延長しつつシートレイアウトを工夫することで、限られたスペースに3列目を設けることは十分に現実的です。ルーミーにも同様のアプローチが検討されれば、キューブキュービックのようなモデルも夢ではありません。

超コンパクト3列シート車の市場ニーズ

軽自動車より少し広く、ミニバンほど大きすぎない3列シート車を求める声は年々高まっています。核家族化が進み、コンパクトな送迎車やちょい乗りファミリーカーのニーズに合ったモデルは多くの支持を集めると予想されます。

現在このセグメントを狙っているのは、シエンタやフリードなどの5ナンバーミニバンですが、それよりもさらに小型な3列車があれば、都市部や女性ユーザーを中心に人気となるでしょう。

メーカーによる今後の展開に期待

トヨタやホンダ、スズキなどはユーザーニーズに応じて車種展開を行っています。近年ではスライドドア付きの軽自動車が進化しており、さらなる室内空間の拡張によってコンパクト3列シート車の登場も視野に入っているかもしれません。

市販化にはコストや安全性、衝突基準のクリアなど課題もありますが、今後の開発動向に注目です。

まとめ:ルーミー3列シート化の可能性はゼロではない

トヨタルーミーを3列シートにするという構想は、ボディサイズの調整や内装レイアウトの見直し次第では実現可能性があると言えます。過去にはキューブキュービックという例もあり、ユーザーの声が集まれば、超コンパクト3列シート車が再び注目を集めるかもしれません。

今後の動向を見守りつつ、自動車メーカーへのリクエストを発信していくのも、ユーザーとしての一歩ではないでしょうか。

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