社外ボンネットダクト装着車の洗車時注意点|水がエンジンに入ると壊れる?対策とポイントまとめ

車検、メンテナンス

見た目の迫力や冷却効果を求めて、社外品のボンネットダクトを装着する方は少なくありません。しかし、気になるのは「洗車時に水が入ったらエンジンに悪影響はないのか?」という点です。この記事では、社外ボンネットダクトを装着している車両の洗車時の注意点や、水の侵入リスク、対策方法について解説します。

社外ボンネットダクトとは?見た目と機能の両立

社外品のボンネットダクトは、車両のエンジンルームの放熱効率を高めたり、冷却効果を狙って装着されるエアインテーク付きのボンネット部品です。多くはFRPやカーボン製で、ドレスアップ効果も兼ねています。

ダクトの位置や形状によっては、走行風を取り込み直接エンジン周辺に送る設計もあり、スポーツ走行時の吸気温度低下やターボ車の冷却にも貢献します。

洗車時に水が侵入するとどうなる?

最も気になるのが、洗車や雨天時に水がダクトから侵入した場合の影響です。基本的に、エンジンルームは完全密閉ではなく、ある程度の水の侵入を前提として設計されています。

とはいえ、社外ダクトの場合、ダクトの真下にECUや吸気口などの水に弱い電装系部品が配置されていると危険です。大量の水が一気に流れ込んだ場合、ショートや誤作動の原因となる可能性があります。

蓋をしないと本当に壊れる?実例と注意点

実際のオーナーの中には、「洗車中にダクトを通じて水がエアクリーナーに入り、エンジンチェックランプが点灯した」という報告もあり、リスクがゼロとはいえません。

特にエンジン上部に開口したタイプのダクトを装着している場合、蓋やカバーなしで高圧洗浄機を使用すると水が直撃してトラブルを招くことがあります。

洗車時におすすめの対策方法

洗車時には以下のような対策を講じることで、水の侵入リスクを最小限に抑えることができます。

  • マグネットタイプの防水カバーをダクトの内側または外側から装着
  • 養生テープ+ビニールなどで仮養生する(短時間の洗車向き)
  • 洗車時に高圧洗浄をダクトに直接当てない
  • ダクト真下にある部品に撥水スプレーや絶縁対策を施す

これらはDIYでも簡単に実行可能な方法であり、洗車後に取り外すのも容易です。

カスタム派におすすめのダクト付きボンネット設計とは?

近年では、「開口部がネット状で水が溜まりにくい設計」や「雨天時はカバー装着が前提」の社外品も登場しています。たとえばRE雨宮やVARIS製のボンネットでは、吸気効率を保ちつつ防水性も考慮されています。

また、二重構造でダクトとエンジンルームを分離したモデルもあり、洗車時のストレスを軽減したい方にはこちらがおすすめです。

まとめ:洗車時は“蓋あり”運用が安心、安全

社外ボンネットダクトは見た目も機能性も魅力的ですが、洗車時や大雨時には水の侵入リスクがあることを理解しておく必要があります。

エンジンや電装系へのダメージを避けるためには、簡易的でも構わないのでダクトに“蓋”や“カバー”をすることをおすすめします。安全に長くカスタムを楽しむためのひと手間として、しっかりと対策しておきましょう。

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