車検証の『登録年月日/交付年月日』と『初度登録年月』の違いについて解説

新車

車検証には『登録年月日/交付年月日』と『初度登録年月』という項目が記載されていますが、その違いについては少し分かりにくいかもしれません。特に新車で購入した場合、どちらの年月が購入・納車日と関係しているのか、混乱することがあるでしょう。本記事では、この2つの項目の意味と違いについて詳しく解説します。

初度登録年月とは?

『初度登録年月』とは、その車が初めて登録された年月のことを指します。この登録は国内での初回登録を意味し、新車として初めて道路を走れるようにされたタイミングと一致します。そのため、新車で購入した場合の『初度登録年月』は、通常その車の購入や納車の時期と近いことが多いです。

例えば、2024年5月に新車として購入した場合、車検証には『初度登録年月』として2024年5月と記載されることになります。

登録年月日/交付年月日とは?

一方、『登録年月日/交付年月日』とは、車検証が発行・更新された日を指します。この日付は車の所有者や使用者に関する情報変更、住所変更、または車検の更新などが行われた場合に変更されます。そのため、初度登録年月と異なり、複数回記載が変わる可能性があります。

例えば、車の購入後に引っ越しをして住所変更を行った場合や、車検証を再発行した場合には、この『登録年月日/交付年月日』が最新の発行日で更新されます。

新車の場合の初度登録年月と登録年月日/交付年月日の違い

新車で購入した場合、『初度登録年月』はその車が初めて公道に登録された年月、つまり最初の登録日です。『登録年月日/交付年月日』も最初は初度登録年月と一致しますが、その後は変更のタイミングで更新されるため、時間が経過すると異なる年月が記載されることがあります。

つまり、初度登録年月は一度きりの年月であり、車の生涯にわたって変わりませんが、登録年月日/交付年月日は変更や再発行のたびに更新される可能性があるのです。

車検証の各項目が持つ意味のまとめ

『初度登録年月』と『登録年月日/交付年月日』の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

項目 意味 更新のタイミング
初度登録年月 車が初めて公道で走れるよう登録された年月 変更なし(一度きり)
登録年月日/交付年月日 車検証が発行・再発行された日 変更や再発行のたびに更新

まとめ:車検証の内容を正しく理解して活用しよう

車検証に記載されている『登録年月日/交付年月日』と『初度登録年月』はそれぞれ異なる意味を持ちます。特に中古車を購入する際などは、初度登録年月を確認することで車の使用年数が把握できるため、理解しておくと役立つ情報です。また、車検証の再発行や住所変更の際には、登録年月日/交付年月日が更新される点に注意しましょう。

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