40系アルファードXグレードにDVDプレーヤーを取り付けられる?純正装着の可否と注意点を徹底解説

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40系アルファードは、グレードによって装備や内装の仕様が異なり、後付けオプションに関する疑問を持つオーナーも多いでしょう。特にXグレードはベースモデルに近いため、上位グレードに搭載されている装備が流用可能かどうか気になる方も多いはずです。今回は、トヨタ純正のDVDプレーヤー(エグゼクティブラウンジ仕様)をXグレードに取り付けられるかどうかについて詳しく解説します。

XグレードとZグレードの内装構造の違い

アルファードのZグレードとXグレードは、一見同じように見えますが、内装や配線の一部に違いがあります。とくにルーフライニング(天井内張り)の加工の有無や、専用配線のプレワイヤリング(事前配線)の有無が、装着可否に大きく影響します。

Zグレードにはリアエンターテインメントシステムがオプション設定されているため、DVDプレーヤーや後席モニターの設置がしやすい構造になっています。一方でXグレードはオーディオ関係が簡素化されている傾向にあるため、同じ装備を取り付けるには配線加工や天井加工が必要になる可能性が高いです。

純正DVDプレーヤーの取り付け可否

結論から言うと、Xグレードでも取り付け自体は可能です。ただし、Zグレードのように配線がすでに準備されているわけではないため、専門知識のある業者に依頼する必要があります。

実際にXグレードに後席モニターやDVDプレーヤーを後付けしたユーザーの事例もありますが、内装の穴あけ加工やシート下への配線通し作業など、DIYでは困難な工程が含まれることもあります。

注意すべきポイントと費用面

XグレードへDVDプレーヤーを取り付ける際には、次の点に注意が必要です。

  • 純正部品の流用の可否:部品自体は共通の場合が多いが、装着位置やステー(取付金具)の形状が異なることもある
  • 電源確保:シート下やセンターコンソールからの電源分岐が必要なケースがある
  • 取付費用:工賃含めて10万~15万円前後を見積もるのが一般的

また、純正でなくとも市販のDVDプレーヤーやフリップダウンモニターを利用することでコストを抑えることも可能です。

ディーラー・専門業者への相談をおすすめ

トヨタ正規ディーラーでは、純正部品の適合確認や取付実績のある車両情報を照会してもらうことが可能です。可能であればディーラーに車両情報(車台番号など)を伝えて、プレワイヤリングの有無や配線図を確認しましょう。

また、[日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)]に加盟している専門業者であれば、施工実績や信頼性の面でも安心できます。

取り付けた後の使用感とトラブルの例

DVDプレーヤーを後付けしたXグレードのオーナーによると、再生自体は問題なく行えるものの、配線ミスや車内騒音対策が不十分な場合には音飛びやノイズの報告もあります。

また、取り付け位置によってはリアシートのリクライニングに影響を及ぼすこともあるため、実車でのフィッティング確認を事前に行うことが重要です。

まとめ:Xグレードでも工夫次第で取り付け可能

40系アルファードXグレードにも、Zグレード用のトヨタ純正DVDプレーヤーは取り付け可能です。ただし、事前配線や取付構造が異なるため、専門的な知識と技術が必要になります。DIYでの取り付けは難易度が高いため、信頼できる業者に相談することを強くおすすめします

快適な車内エンタメ環境を手に入れるために、グレードごとの違いを理解し、最適な方法で施工を進めていきましょう。

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