中古車を見に行って「その場で気に入って即決したい!」ということはよくあります。とはいえ、何を持っていけば契約できるのか、納車までにどれくらい時間がかかるのか、そして車検などを知り合いの業者にお願いしたいときはどうすればよいか、わからないことも多いでしょう。この記事では、中古車購入当日の流れや必要なもの、注意点をわかりやすく解説します。
その場で中古車を買うときに必要なもの一覧
即決購入を考えている場合、最低限持参しておくべきものはこちらです。
- 運転免許証(本人確認書類として必須)
- 印鑑(認印でOKな場合が多いが確認を)
- 住民票(車庫証明や名義変更に必要な場合あり)
- 頭金・現金(もしくは支払方法の決定)
- 任意保険の情報(加入済または見積り予定先)
店舗によって必要書類が異なるため、気になる車がある販売店に事前に「即日契約する場合に必要な書類を教えてください」と問い合わせておくのが確実です。
その日に乗って帰れる?納車までにかかる日数の目安
多くの場合、中古車は「その場で購入しても当日すぐに乗って帰れるわけではありません」。その理由は以下の手続きが必要だからです。
- 名義変更(陸運局での登録)
- 車庫証明の取得(通常3〜7日程度)
- 整備・点検(店側の納車前整備)
納車までの期間は早くて5日〜10日、遅いと2週間〜1ヶ月程度かかることもあります。車検が残っている車両ならやや早い傾向にあります。
車検や整備を知り合いに頼みたいときの伝え方
販売店で車両だけ購入して、車検や整備を別の業者に依頼したい場合は、以下のように伝えるのがスマートです。
「車だけ購入して、整備や車検は知り合いにお願いする予定なので、整備無し・現状販売でお願いしたいです」
このように伝えることで、販売店側も車両本体価格や保証内容を整備なし前提で見積もってくれる可能性があります。ただし、現状販売だと納車整備や簡易保証が付かない場合もあるため、そのリスクも理解したうえで判断しましょう。
支払い方法と保険の段取りも忘れずに
その場で買うつもりなら、支払い方法の事前準備も重要です。現金であれば当日手付金を支払い、残金を後日振込するケースが多いです。
ローンを組む場合は、審査が必要になるため、即日審査結果が出ないこともあり、納車が遅れる要因になります。また、任意保険の開始日や加入先の手続きも納車までに完了させておく必要があります。
まとめ:即決購入は準備次第でスムーズに進む
中古車をその場で買いたいと思ったとき、運転免許証・印鑑・住民票などの基本的な書類を持参しておくとスムーズに契約まで進めます。
納車までは通常1〜2週間かかるため、すぐに乗りたい場合は「納車までの流れと目安日数」を店舗に確認することが大切です。また、整備や車検を他業者に依頼する場合は、はっきりとその意思を伝えるようにしましょう。
準備を整えておけば、希望通りの車をスムーズに手に入れることができます。
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