バイクのライディングポジションを変更したいと考えている方にとって、ハンドルのアップグレードは重要な選択肢です。CBR125をBMWツアラーのような直角姿勢で乗れるようにするための手順や費用について詳しく解説します。
CBR125のハンドルアップグレードの概要
CBR125はスポーツバイクとして設計されているため、標準的なハンドル位置は前傾姿勢をとるように設計されています。しかし、ライディングポジションをBMWツアラー風にするためには、ハンドルをアップさせる必要があります。これにより、直角に近い姿勢でのライディングが可能になります。
ハンドルの変更は、ライディングの快適さを向上させることができますが、変更にはいくつかのポイントを考慮する必要があります。
必要な改造パーツと作業
ハンドルのアップグレードに必要なパーツとしては、アップハンドルの交換、クラッチワイヤー、ブレーキワイヤー、さらにハンドル位置に合ったバーロックなどが挙げられます。これらの部品は、通常のハンドル交換よりも手間がかかる場合があります。クラッチやブレーキのワイヤーが短い場合、長さを調整する必要もあるため、注意が必要です。
また、ハンドルのアップグレード作業を自分で行うのか、専門店に依頼するのかでも費用が異なります。自分で作業を行う場合でも、必要な工具やパーツを揃える費用がかかるため、全体の予算を考える必要があります。
費用について
ハンドル交換とクラッチワイヤー、ブレーキワイヤーの変更を含めると、作業費用はおおよそ10万円以上かかることが予想されます。この費用には、パーツ代と作業時間が含まれます。専門店に依頼する場合、作業費用が追加されるため、さらに費用がかかることがあります。
パーツや作業費用が高くなる理由として、ワイヤーの調整やハンドルバーの選定に時間がかかること、また安全性を確保するために慎重な作業が求められることが挙げられます。予算を立てる際は、この点を考慮に入れてください。
アップグレード後のライディングポジションと快適さ
BMWツアラー風の直角姿勢に変更すると、長時間のライディングが快適になる場合があります。特に、腰や腕への負担を軽減することができ、長距離走行において疲れにくくなる可能性があります。しかし、スポーツバイクとしての性能を犠牲にすることなく、快適なポジションを確保するためには、慎重に調整を行うことが重要です。
また、ハンドルアップグレード後は、操作感が異なるため、最初は少し慣れが必要になることがあります。しかし、慣れれば快適なライディングポジションが実現でき、長時間のツーリングも楽しめるようになります。
まとめ
CBR125をBMWツアラーのような直角姿勢で乗れるようにするためのハンドルアップグレードは、快適なライディングポジションを提供する一方で、パーツや作業費用がかかるため、予算をしっかり立てることが重要です。必要なパーツと作業について理解し、しっかりと準備を整えた上で、アップグレードに挑戦してみましょう。
コメント