スバル車の中でも、走行性能と実用性を両立させたモデルとして人気のある「インプレッサG4」「WRX S4」「レガシィB4」。その中でも2.0Lターボエンジン搭載モデルに注目する人は少なくありません。本記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく比較し、ライフスタイルに合った選び方を紹介します。
インプレッサG4の特徴と魅力
インプレッサG4は、セダン型のエントリーモデルとして幅広い層に人気があります。2.0Lモデルは自然吸気が主流ですが、一部年式には1.6Lターボなども存在します。
メリット:
・ボディサイズが比較的コンパクトで街乗りがしやすい
・燃費性能も高めで維持費が安い
・価格帯もリーズナブルで手が届きやすい
デメリット:
・ターボ付きのパフォーマンス志向では物足りない
・高級感や装備面は控えめ
WRX S4(旧インプレッサ系)2.0Lターボの実力
WRX S4は、もともとインプレッサWRXとして登場したスポーツセダン。FA20型2.0Lターボエンジンを搭載し、300馬力超のハイパフォーマンスを誇ります。
メリット:
・圧倒的な加速性能とAWDによる安定感
・アイサイト搭載で安全性も高い
・スポーツドライビングが楽しめる
デメリット:
・燃費はあまり良くなく、ハイオク指定
・乗り心地は硬めで長距離移動はやや疲れる
・車両価格や維持費が高め
レガシィB4 2.0Lターボのバランス力
レガシィB4は上級セダンとしての立ち位置で、かつては2.0Lターボ(EJ20)を搭載したモデルもありました。走りと快適性のバランスが取れた一台です。
メリット:
・落ち着いたスタイリングで年齢問わず似合う
・車内空間が広く、快適性が高い
・静粛性も良く、長距離移動にも適する
デメリット:
・スポーツ性能はS4ほどではない
・中古で状態の良い2.0Lターボは希少で価格が高騰傾向
・モデルによっては古さが目立つ
どんな人にどの車種がおすすめ?
街乗り中心・予算重視:インプレッサG4
走りも趣味も重視:WRX S4(FA20ターボ)
大人のセダンを求める:レガシィB4(EJ20ターボ)
例えば、週末のドライブやワインディングロードを走るのが趣味なら、WRX S4が圧倒的に楽しめる一台です。逆に通勤や買い物がメインで経済性を重視するならG4が向いています。
中古市場の動向と選ぶ際のポイント
近年、ターボモデルの人気が再燃しており、特にWRX S4やEJ20搭載のB4は中古価格が上昇傾向にあります。信頼できる販売店で整備履歴のある車両を選ぶことが重要です。
また、スポーツモデルは前オーナーの使い方によって状態に大きな差が出るため、必ず現車確認と試乗を行いましょう。
まとめ:自分の用途に合った1台を
G4、S4、B4はそれぞれ性格が大きく異なり、選び方を間違えると後悔することもあります。重要なのは、「何を重視したいか」をはっきりさせること。走りを楽しみたいならS4、快適性重視ならB4、実用性とコスト重視ならG4がベストです。
どれもスバルらしい走行性能と安全性能が備わった魅力的な車なので、自分の生活スタイルに合った1台をじっくり選んでみてください。
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