トヨタ・プリウスの法人向けエントリーグレードである「Xグレード」は、価格重視でシンプルな装備構成となっています。そのため、ナビゲーションシステムやETCは標準装備ではなく、必要に応じて後付け対応となることが一般的です。本記事では、Xグレードの装備事情と、ナビ・ETCを後付けする際の選択肢や注意点を詳しく解説します。
プリウスXグレードの装備構成とは
Xグレードは主に法人やフリート向けに設定されており、必要最低限の装備に絞ることで価格を抑えています。ナビやETC、バックカメラなどの快適装備は非搭載の状態で出荷されます。
その分、ユーザーが好みに合わせて必要な装備だけを後から取り付ける自由度が高く、コストパフォーマンスに優れたグレードといえるでしょう。
ナビとETCはディーラーオプションで装着可能
プリウスXグレードでも、ディーラーで購入時にナビやETCなどのオプション装着は可能です。トヨタ純正のT-ConnectナビやビルトインETC2.0などを選ぶことができます。
ただし、ディーラー装着オプションは価格が高めになりやすいため、必要な機能を見極めてカスタマイズするのがポイントです。
市販のナビ・ETCをカー用品店で後付けする選択肢
もっとコストを抑えたい場合は、イエローハットやオートバックスなどのカー用品店で市販のナビやETCを購入・取り付けしてもらうこともできます。価格帯や機能も豊富に選べます。
例えば、7インチモニター搭載のパナソニック製ナビや、ミラー一体型ETCなど、必要に応じた機種を選ぶことで満足度の高い車内環境が整います。
後付け時の注意点とアドバイス
- 配線加工やパネルの対応:純正ナビ前提で作られているパネル形状のため、市販品の取付には加工やアダプターが必要なことがあります。
- ETCのセットアップ:ETCはただ取り付けるだけでなく、ディーラーまたは指定業者での「セットアップ(車両情報の書き込み)」が必要です。
- 保証との関係:純正品以外を取り付けた場合、電装系に不具合が生じた際に保証の対象外となる可能性があります。
こんな人にはXグレード+後付けナビが最適
次のような方には、Xグレードをベースに自分でナビやETCを取り付ける選択肢がぴったりです。
- 基本性能さえあれば十分な人
- 車内装備にこだわりがなく、コストを抑えたい人
- カー用品店での後付けに抵抗がない人
必要な機能だけを自由に選べるという点で、Xグレードの魅力は大きいです。
まとめ:プリウスXグレードは自由なカスタマイズが可能
プリウスXグレードにはナビやETCが標準装備されていませんが、ディーラーオプションやカー用品店での後付けにより、自分に合った快適装備を整えることができます。最低限の仕様からスタートして、自分のニーズに合わせてアップグレードするスタイルは、合理的かつ経済的です。
ナビやETCの後付けを検討している方は、事前に取り付けに必要な部品や工賃、車両保証との関係を確認したうえで、自分に最適な方法を選びましょう。
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