ビーコムのオーディオシェアでナビ音声が大きすぎる?音量バランスを整える設定方法まとめ

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ツーリング中に便利なビーコムのオーディオシェア機能。特に二人乗りでナビ音声を共有する場面では重宝しますが、「シェアされた側の音量が大きすぎる」と感じたことはありませんか?本記事では、そのような音量トラブルを解決するための設定方法やコツを紹介します。

オーディオシェアとは?ビーコムの基本機能を再確認

ビーコムのオーディオシェアは、一台のスマートフォンで再生されている音楽やナビ音声を、ペアリングしている2台のビーコム間で共有できる機能です。主にB+COM SB6XやONEなどのモデルで利用可能で、タンデムツーリング時などに非常に役立ちます。

しかしこの便利な機能、デフォルト設定のままでは「シェアされた側」の音がやけに大きく聞こえてしまうことがあります。これは複数の要因によって起こるため、細かい調整が必要です。

音量バランスを取るための基本調整ステップ

まず調整すべきはスマートフォン側の音量設定です。音楽やナビの音量は、送信元(シェア元)のスマホで調整され、それがそのまま受信者にも反映されます。音量が大きすぎると感じる場合、ナビアプリや音楽アプリの個別音量を下げることでバランスが取れます。

次にチェックすべきは、ビーコム本体の音量設定です。特に「音楽」「通話」「ナビ」など用途別に音量記憶されるため、音楽モードの音量が高すぎる状態でナビ音声がシェアされると、受信側で爆音になるケースがあります。

アプリやナビのボリューム管理が重要

ナビ音声を共有する場合、使用するナビアプリ(Googleマップ、Yahoo!カーナビなど)の設定画面から「音声案内の音量」を個別に下げることで、シェアされる音声も低く抑えることができます。

また、Androidスマホではアプリごとの音量調整が可能な端末もありますので、ナビと音楽で音量を使い分けたい場合にはこの機能を活用すると便利です。iPhoneの場合はシステム音量の調整が必要になるため、やや工夫が必要です。

ビーコムユーティリティアプリを使った設定も有効

B+COM Utilityアプリ(SB6Xなど対応)を使うと、ビーコムのファームウェア設定や音量バランスの調整が可能になります。「オーディオミキシング」や「音声ガイダンス」などの設定も確認して、音声の出力バランスを見直しましょう。

もしアプリ上での設定で解決できない場合は、一度ペアリングを解除してから再接続することで音量初期化が行われる場合もあります。

実例紹介:ナビ音量が大きすぎた時の対処法

あるライダーは、ナビ音声がうるさくて会話が聞き取れない状態に悩まされていましたが、ナビアプリ内の音量を下げ、ビーコム本体側の音楽音量設定を微調整することで解決。また、出力側のスマホで音量を7割程度に抑えることで、ちょうど良い聞こえ方になったとのことです。

また別の例では、スマホをiPhoneからAndroidに変えたことでナビと音楽の音量バランス調整がしやすくなり、シェア相手との音量トラブルが激減したという声もあります。

まとめ:音量バランス調整のコツを知れば快適なシェアが可能

ビーコムのオーディオシェア機能は便利ですが、音量設定を適切に行わないと、快適なツーリングがストレスに変わってしまうこともあります。スマホ側の音量、ナビアプリの設定、ビーコム本体のモード別音量記憶など、複数の要素をチェックして最適なバランスを見つけましょう。

ちょっとした調整で快適な音環境を作れるので、ぜひ今回紹介したポイントを実践してみてください。

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