ホンダの新型VEZEL(ヴェゼル)e:HEV Z 2WDは、高い燃費性能と先進装備が特徴の人気モデルです。今回は、登録から1年後・走行距離1万km前後の中古車としてどの程度の買取価格が期待できるのか、買取市場の動向や装備内容をふまえて詳しく解説していきます。
新型VEZEL e:HEV Z 2WDの買取市場における評価
ホンダのe:HEV(ハイブリッド)モデルは市場でも高い人気があり、特にZグレードは装備が充実しているため、中古車市場でも評価が高い傾向にあります。
走行距離が1万km以下で、事故歴・修復歴なし・禁煙車という条件は、まさに高価買取が狙える「優良車両」の条件を満たしています。新車価格に対しての残価も高めに推移しており、1年落ちでもかなりの査定額が期待できます。
2024年時点の相場:VEZEL e:HEV Z 2WDの実例
2024年中における実際の査定・買取事例では、次のような相場が見られます。
- 2023年式 e:HEV Z 2WD、走行9,000km、オプション込み:約255〜280万円
- 登録から12ヶ月以内、目立つ傷なし、フルノーマル車:約265万円前後
- 人気色(黒・白)で装備充実の場合:最大290万円近くの査定例もあり
新車価格が約295万円前後であるため、1年後でも約9割近くの残価がつくケースも見られます。
評価ポイントになるオプション装備とは?
査定時に高く評価されやすい装備の一例は以下の通りです。
- Honda CONNECTディスプレー:スマホ連携やナビ機能強化により人気。
- ETC2.0車載器:高速道路利用者には欠かせない装備。
- ワイヤレス充電器:利便性が高く、若年層ユーザーから好評。
一方で、マルチビューカメラが非装着である点はややマイナス評価となる可能性があります。ただし、全体として装備内容はかなり良好といえるでしょう。
色や状態による査定差も意識しよう
同じグレード・装備でも、ボディカラーや内装の使用感によって査定額は数万円〜10万円以上の差が出ることもあります。特にブラック(黒)やプラチナホワイトなどの人気色は、安定した再販価格がつきやすいため、有利な条件となります。
また、洗車や室内清掃をこまめに行い、タイヤやバッテリーの状態を維持しておくことで、より高額査定に繋がる可能性も高まります。
ディーラー下取りと買取専門店の違い
買取価格を最大化するためには、下取りだけでなく複数の買取専門店で査定を取ることが重要です。ディーラー下取りでは、買取専門店よりも10〜20万円低い提示になることも珍しくありません。
また、ネットの一括査定サービスを利用することで、手軽に複数社の見積もりを比較し、最も高い価格を提示した業者に売却することができます。
まとめ:VEZEL e:HEV Zはリセールにも優れた選択肢
VEZEL e:HEV Z 2WDは、1年後でも高い買取価格が期待できる優秀な車種です。人気グレード・人気装備・低走行・事故歴なしという条件が揃えば、新車価格の85〜95%という高残価率も現実的です。
高く売るためには、普段のメンテナンスや売却先の選定がカギとなります。売却時期を見極め、複数社からの査定を取り比較することで、より高いリターンを得られるでしょう。
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