身長が低くて不安、力がなくてバイクが重たく感じる——そんな悩みを持ちながらも、バイクが好きで教習に通っている方は少なくありません。特に10代・女性・初心者の方にとって、教習所の大型バイクはまさに“試練”。でも安心してください。コツをつかめば、体格に関係なくしっかり乗れるようになります。本記事では、小柄な女性でも普通二輪免許をスムーズに取得するためのポイントを、実体験や実例を交えて解説します。
まずは自分の「不安」を客観的に見つめてみよう
「免許取れない気しかしない」と思ってしまうのは、初期の教習でうまくいかない経験をした直後によくあることです。でも、教習は成長の過程。失敗しても全然OKです。
例えば、身長150cmの方で「足がつかないから不安」と感じるのは当然ですが、実際に免許を取って乗っている人はたくさんいます。不安なのはむしろ“ちゃんと運転しようとしている証拠”です。
身長150cm・腕力がなくてもできる!重たい教習車の扱い方
教習車(CB400など)は200kg以上あり、小柄な方にとってはかなり重たく感じます。バイクを支えるコツは「力」より「重心と姿勢」です。
- バイクを押すとき:腕で持ち上げるのではなく、自分の体をバイクに密着させて、足腰で押すようにしましょう。
- 停止中の足つき:完全に足がつかなくても大丈夫。お尻をずらして片足のつま先で支えるのがポイントです。
支え方は教習所の指導員にも相談してOK。多くの指導員は小柄な人向けのコツも熟知しています。
アクセルとブレーキの感覚は「慣れ」がすべて
最初は誰でもアクセルを急に回しすぎたり、ブレーキでガクンとなってしまいます。特に怖さがあると、余計に手が力んでしまいます。
「親指・人差し指・中指」くらいで軽く持つのがベスト。アクセルは「回す」より「開ける」感覚で、ブレーキは「引く」より「なでる」ように使いましょう。
教習3回目くらいまでは感覚に慣れる段階なので、焦らなくて大丈夫です。
怖さを乗り越えるには「好き」という気持ちが一番の武器
あなたが「風を浴びて気持ちよかった」「ツーリングしたい」と思えたなら、それは最大の強みです。バイクは「楽しい!」という気持ちが原動力になります。
教習中に怖いと感じたときは、目線を先に向けて深呼吸を。視線が下がるとバランスも崩れやすくなります。
上達の近道は「小さな成功を積み重ねること」。1回でもうまく曲がれた、安定して止まれた——そんな小さな達成感を大事にしましょう。
実際に免許を取った先輩の声
「私も150cmで、最初は“乗れるわけない”と思ってました。でも、教官にコツを聞いたり、自主練の時間にちょっとずつ慣れていって、卒検は1回で合格できました!」(20代女性・レブル250乗り)
「足が届かないから逆に“バイクを倒さないように丁寧に乗ろう”と意識できて、それが結果的に良かったと思ってます」(30代女性・CB400乗り)
教習所で役立つ具体的アドバイスまとめ
- 重たいバイクは「腕」じゃなく「足」と「体の密着」で支える
- アクセルは“急に開けない”、ブレーキは“強く握らない”
- 信号待ちはお尻をズラして片足で支える
- 怖さを感じたら深呼吸して視線を先に
- 自分の体格に合った教習ポジションを相談するのも◎
まとめ:不安があっても大丈夫!焦らず、自分のペースで
免許取得に不安を感じるのは、頑張っている証です。背が低い、腕力がない、最初は下手——それでも、教習は「慣れる場所」なので、焦らず自分のペースで進めて大丈夫。
大切なのは「乗っていて楽しい!」という気持ち。バイクのある生活は本当にワクワクします。あなただけのレブルとのツーリング、必ず実現できますよ。
コメント