原付2種免許とは?スピード制限や特徴を詳しく解説!

運転免許

原付免許を取得したいと考える高校生の方々にとって、時速30kmの制限がストレスになるというのはよくある悩みです。そんな中、『原付2種』という選択肢があることをご存知でしょうか?原付2種には、30kmのスピード制限がないため、もっと快適に走行できることが魅力です。今回は、原付2種の概要やメリットについて詳しく解説します。

原付2種とは?

原付2種とは、排気量が50ccを超え、125cc以下のバイクを指します。通常の原付(50cc以下)は30km/hの速度制限がありますが、原付2種はこの制限がなく、法定速度内であればより速い速度で走行することが可能です。具体的には、原付2種のバイクは一般道路で60km/hまで出すことが許されています。これにより、通常の原付では難しいスムーズな交通の流れに乗った走行が可能となります。

原付2種の種類と免許

原付2種は、さらに2つのカテゴリーに分かれます。

  • 第一種:排気量50ccを超え、90cc以下のバイク
  • 第二種:排気量90ccを超え、125cc以下のバイク

この2つのカテゴリーでは、どちらも原付2種として扱われますが、90ccを超えるバイクは、より力強い走行性能を持つ傾向があります。原付2種に乗るためには『普通自動二輪免許』が必要です。なお、この免許は高校生でも18歳になると取得できるため、原付2種に乗りたい場合は、免許を取得する年齢まで待つ必要があります。

原付2種のメリット

原付2種には、多くのメリットがあります。

  • スピード制限なし:時速30km/hの制限がなく、一般道路で60km/hまで出せるため、車の流れに乗りやすい。
  • 二段階右折不要:通常の原付は二段階右折が必要な交差点がありますが、原付2種では通常の右折が可能です。
  • 高速道路は利用不可:一方で、排気量が小さいため、高速道路や自動車専用道路を走行することはできません。

原付2種のデメリット

原付2種は非常に便利な乗り物ですが、いくつかのデメリットもあります。

  • 車検が必要:排気量が50ccを超えるため、車検が必要になる場合があります。
  • 高速道路は走行できない:普通自動車専用道路や高速道路の走行は許されていないため、長距離移動には不向きです。

まとめ:原付2種は高校生にとって良い選択肢?

原付2種は、時速30km/h制限のストレスから解放され、よりスムーズな走行ができるため、高校生が18歳になった時に取得を検討する価値のある免許です。スピード感を持ちながら、コストや維持費も比較的手頃なため、街中での移動には非常に適しています。免許の取得に時間がかかる点はありますが、将来的な利便性を考えるとおすすめの選択肢です。

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