現代の車は利便性や安全性を高めるために、さまざまなスマート機能を搭載しています。その中でも注目されているのが、エンジン停止後や降車後に自動でドアロックがかかる「オートロック機能」。この記事では、50系プリウス後期モデルにこの機能が搭載されているのか、また設定方法や活用のコツについて解説します。
50系プリウス後期に自動施錠機能はある?
結論から言えば、標準状態では、50系プリウス後期に自動でロックされる機能(N-BOXなどにある降車後オートロック機能)は搭載されていません。
ただし、スマートエントリーシステムが装備されている車両では、次のような動作により似た効果を得ることが可能です。
- 降車時にドアノブのセンサー部分に触れることで施錠
- リモコンキーのボタンで施錠
完全な自動ロック(車から離れるだけで自動施錠されるタイプ)は、一部のトヨタ車でも限定的な設定やディーラーオプション扱いになります。
スマートエントリー&スタートシステムの基本操作
プリウス後期に搭載されているスマートエントリーシステムでは、次のような操作が可能です。
- ドアハンドルを握ると解錠
- ドアハンドルのセンサーに触れると施錠
この機能を活用することで、キーをポケットやバッグに入れたまま、スムーズなロック・アンロック操作が可能です。
カスタマイズで自動施錠を実現する方法
純正では不可能でも、オートロック機能を実現する後付けパーツを使用することで自動施錠を可能にすることもできます。
例えば「スマートロックキット」や「ドアロックオートシステム」などの社外製品を取り付けることで、以下のような動作が可能になります。
- 車両が一定距離以上離れると自動施錠
- エンジン停止後に一定時間で自動施錠
これらはディーラーでの取り付けが可能な場合と、自身で配線作業が必要なものがあります。
便利機能の設定や確認は取扱説明書とディーラーに相談を
プリウスの機能は年式やグレードによって微妙に仕様が異なります。まずは取扱説明書で「ドアロック関連の設定」項目を確認し、それでも不明点がある場合はディーラーで確認するのがおすすめです。
また、ディスプレイオーディオやマルチインフォメーションディスプレイからロック動作の設定が変更可能な場合もあります。
実際のユーザー体験と評判
プリウスユーザーの中には「自動ロックがないのが意外だった」という声も多く、後付けパーツで機能追加するケースもよく見られます。
一方で、セキュリティの観点から「不用意にロックされるのを防ぐために標準では自動施錠がないのは安心」と評価する声も。
使い勝手と安全性を両立するには、自分の生活スタイルや使用シーンに合った設定を見つけることが大切です。
まとめ:50系プリウスに自動施錠はないが対策は可能
50プリウス後期には、N-BOXのような完全な自動施錠機能は標準装備されていませんが、スマートエントリー機能や社外パーツを活用すれば十分な利便性を得ることができます。
日常的な使いやすさを高めたい方は、自動施錠システムの後付けや、既存のスマートエントリー機能の活用をぜひ検討してみてください。
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