新車購入後の不具合は誰にとっても不安なものです。特にディーラーでの点検時に対応を拒否されると「本当にこのままでいいのか?」と疑問が残ります。この記事では、スズキのハスラーを例に、不具合があった場合のディーラー対応や適切な対処方法について詳しく解説します。
ディーラーが不具合に対応しないことはあるのか?
新車であっても、「リコール対象外」や「症例の報告が少ない」という理由で、不具合に消極的なディーラー対応がされることは実際にあります。しかし、それは本来あってはならないことです。
メーカー保証期間中であれば、症例の有無にかかわらず、不具合と感じた点は点検対象にすべきです。購入店での対応に納得がいかない場合、次のステップが重要になります。
新車保証とは?ディーラー対応との関係
スズキ車の場合、新車には「一般保証(3年または6万km)」と「特別保証(5年または10万km)」があります。これは全国のスズキアリーナで有効であり、購入店以外の店舗でも保証修理は受けられる制度です。
よって、購入店で対応してもらえない場合は、別のスズキディーラーに相談してみるのも選択肢の一つです。
セカンドオピニオンを受けるという選択肢
不具合があるのに「気のせい」と片付けられた場合、他の店舗や整備士の意見を聞くことも有効です。ディーラーによって整備士の知識や対応力に差があることは事実です。
他店で診断してもらい、客観的な所見を得ることで、メーカー側への報告・対応に進めやすくなります。
実際にあったユーザーの体験談
あるユーザーは、スズキの軽自動車でエアコンの異音を訴えた際、最初のディーラーでは「仕様」として取り合ってもらえませんでした。しかし他店で確認したところ、ファンモーターの不具合が判明し、保証内で無償修理を受けられたという例もあります。
同様にハスラーのユーザーでも、別店舗での再確認で症状が認められ、リコールにはなっていないものの「対応事例」として記録されたケースもあります。
メーカーへの直接相談も選択肢に
どうしても解決しない場合は、スズキ株式会社のお客様相談室に直接連絡するのも効果的です。症例が増えれば、メーカーとしても動きやすくなり、将来的な対策や無償対応の範囲拡大につながることもあります。
まとめ:納得できない対応は泣き寝入りしない
新車購入後の不具合には、購入者としての正当な権利があります。「症例がない」「リコールじゃない」では納得できない場合、他店での再診やメーカー相談など、次の一手を検討してみてください。
安心して愛車と付き合っていくためにも、適切な知識と行動が重要です。
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